#3「アスパラガス」が“むき出し”でスーパーに…衛生面は大丈夫?
結束テープなどで束ねられて、むき出しの状態で販売されるアスパラガス。太さも気になれば鮮度も気になりますが、「どれどれ」と手に取ってじっくり見比べる行為は“マナー違反”と言われることも。アスパラガスは「どのぐらい洗えばいいの?」と衛生面で不安を感じる人もいるようです。
Q. アスパラガスは、どのぐらい洗えばいい?
アスパラガスは水が付着した部分から劣化するので、調理の直前に洗いましょう。
茎のところどころにある茶色い三角の「ハカマ」と呼ばれる部分は汚れが残りやすいですし、人の手が触れやすい「根元」の部分や複雑な形の「穂先」部分は特に注意しながら流水で十分に洗いましょう。筆者の場合は30秒を目安に洗っています。
Q. アスパラガスが“むき出し”で販売されるのはなぜ?
アスパラガスは収穫後も呼吸しているので、袋に入れて保存すると袋内の湿度が上がって蒸れてしまいます。スーパーなどで袋に入れずに販売されることが多いのは、呼吸による劣化を防ぐため。
蒸れて劣化すると、穂先から“ぬめぬめ”してきます。すぐに食べない場合は、キッチンペーパーにくるんでから袋に入れ、野菜室で立てて保存すると長持ちします。
Q. アスパラガスは「細い=やわらか」「太い=硬い」ですよね?
太いアスパラガスは、育ちすぎて固く美味しくないイメージがありますが、実は違います。アスパラガスの繊維の数は太さに関係なく同じなので、太いものは水分量が多くて繊維が大きいのです。繊維質が大きくなるということは、伸びて薄くなるため、太いアスパラガスは柔らかいというわけです。
つまり細いものはカリカリと歯ごたえがあり、太いものはみずみずしい柔らかさを楽しめます。お好きな食感をお選びください。
Q. 皮はむいたほうがいい?ハカマは取り除かなきゃダメ?
アスパラガスは、鮮度がよければ皮をむかずに食べられますが、時間が経つと根元から固くなっていきます。手で折れるところまでは皮をむかずに食べられますし、固くなってもピーラーでむけば十分食べられます。
茶色い三角のハカマ部分は、取り除いたほうが口触りがよく見た目もきれいですが、取り除かずにそのまま食べても大丈夫ですよ。
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