おなじみの野菜も、色や見た目がいつもと違う、食べてみたら普段と違う味がするなど「あやしいな、大丈夫かな?」と不安になったことはありませんか。次から次へと湧いて出る素朴すぎる疑問を、野菜ソムリエプロの江戸野陽子さんに解決してもらいます。#1はジャガイモ。
 

#1「ジャガイモ」から芽が出て“ぶよぶよ”になったらどうする


きちんと保存していたはずなのに、気づけばジャガイモから芽がニョキッと出ている! しかも見た目はシワシワ、手にしてみると柔らかくてぶよぶよ。実はこれ、冬にかけて多い現象です。
 

ジャガイモは収穫後3カ月は休眠期間に入っているので適切に保存していれば芽が出ることはありませんが、休眠が明ける冬ごろになると、芋が春の芽吹きに備えて動き始めます。
 

そのため新聞紙に包んで風通しの良いところで保存していても、室内の温度が15度以上になるような温かい場所だと芽が出てくるものなのです。
 

Q. ぶよぶよのジャガイモは食べても大丈夫?

ジャガイモから芽が出ると、芋から芽に栄養を送るためぶよぶよになります。これは腐っているわけではなく、水分が抜けてしまった状態なので、食感は悪くなりますが適切な処理をして調理すれば食べても大丈夫です。有害物質が含まれた芽も、根本から確実に取り除けば大丈夫です。
 

Q. 食べると“危険”なジャガイモは?


ジャガイモから「変な匂い」がしたり、「汁が出てきたり」するものは腐っているので絶対食べてはいけません。また、「皮が緑」がかっている場合も危ないので、その部分は皮を厚くむいて取り除きましょう。
 

Q. おいしく食べるレシピはある?

ぶよぶよジャガイモは、水分が減っていることを逆手にとって、揚げ物にしたり、味が染みこみやすいので煮物にしたりしてもいいでしょう。
 

Q. ジャガイモの「正しい」保存方法は?

ここまで芽が出てぶよぶよになったジャガイモの話をしましたが、1番良いのは「芽が出ないようにする」こと。そこでおさえておきたいポイントは3つです。

(1)3カ月以内に食べきる
(2)光がシャットアウトできる涼しいところで保存
(3)りんごと一緒に保存
 


リンゴは萌芽(ほうが)を抑えるエチレンガスを発するので、ジャガイモを保存している箱に1個入れておけば確実に芽吹きを抑えることができますよ。



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