「希望の会社に入れた」は54.4%
新卒時の就職について、「とくに希望はなく受かった会社に入った」が28.6%で最多でした。次いで「第一希望に入れた」(24.8%)、「第二~三希望に入れた」(17.5%)と続きました。希望する会社に入れた人は54.4%で、入れなかった人は17.0%という結果に。希望がかなった人のほうが約3倍多い結果となりました。
年代別に見ると、「第一希望に入れた」と答えた割合は20代(29.4%)が最多。30代(20.9%)、40代(19.2%)と続いており、若い年代ほど第一希望の会社に入れた人が多いことが分かりました。
約6割が「新卒で入社した会社に入りたくない」
新卒時に戻れるなら、新卒で就職した会社にもう一度入りたいかどうかについて、「まったくそう思わない」(38.6%)が最多でした。次いで「どちらとも言えない」(20.4%)、「あまりそう思わない」(18.6%)と続きました。
もう一度入りたいと回答した人が22.3%なのに対し、入りたくない人は57.2%と約6割を占めます。希望する会社に約半数以上が入れたものの、新卒時に戻れるなら「違う会社に入りたい」と考える人が多いことが分かりました。
新卒時に重視していたのは「仕事内容」……今は「給与」
新卒時の会社選びで重視していたポイントについて、「仕事内容」(54.3%)が最多でした。次いで「勤務地」(40.7%)、「給与」(29.9%)と続きます。
新卒時に戻れるなら重視したいポイントについて、「給与」(58.8%)が最も多い結果に。続いて「仕事内容」(52.3%)、「成長できる環境」(29.9%)となりました。また、新卒時に「勤務形態(フレックス、リモート可)」を重視していたのは2.9%でしたが、今は15.7%に増加。コロナ禍の影響が考えられます。
人気の職種は「事務・経理・人事系」
新卒に戻れるとしたら就きたい職種について、「事務・経理・人事系」(48.8%)が約5割となり、人気を集めていました。次いで「企画・マーケティング職」(34.3%)、「クリエイティブ系」(31.0%)と続いています。
その職種を選んだ理由については、「長く働き続けられる」(51.0%)が最多でした。「専門スキルが身につく」(50.9%)、「自分の性格に合っている」(50.1%)も多い結果となっています。長期的なキャリア形成を望んでいる人が多い様子がうかがえます。
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