30〜40代が「管理職になっても良いと思う年収」、3位800万円、2位600万円、1位は?

SMBCコンシューマーファイナンスは、30〜49歳の男女1000人を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」を実施しました。有識者816人に対する質問、「管理職になってもいいと思える年収」は、3位「800万円」、2位「600万円」、1位は?

SMBCコンシューマーファイナンスは、30〜49歳の男女1000人を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」を実施し、その結果を公開しました。

本記事では、「就業意識と収入」について、2021年の結果と比較しながら紹介します。
 

「管理職になってもいいと思える年収」、1位は?

有識者816人に対し、「管理職になってもいいと思える年収」を聞いたところ、最も多かったのは「1000万円」(16.8%)、2位「600万円」(14.5%)、3位「800万円」(13.2%)でした。
 
管理職になってもいいと思える年収(金額別分布)
管理職になってもいいと思える年収(金額別分布)

全体平均は「913万円」で、2021年調査より120万円の減少。また、年代別、男女別で見ても、全ての属性で前年よりも減っていることが判明しました。
 
管理職になってもいいと思える年収(全体平均)
管理職になってもいいと思える年収(全体平均)
 

全体の64%が「70歳以降も働いていると思う」と回答

有識者663人(パート・アルバイトを除く)に対し、「70歳以降も働いていると思うか」と質問したところ、「働いていると思う」が64.0%、「働いていないと思う」が36.0%でした。
 
70歳以降も働いていると思う(全体平均)
70歳以降も働いていると思う(全体平均)

「働いていると思う」と答えた割合を年代別・男女別で見ると、最も多かったのは「40代女性」の70%、反対に最も少なかったのは「40代男性」の59.2%でしたが、どの属性もそれほど大きな違いは見られませんでした。

「70歳以降も働いていると思う」と答えた人に理由を聞いてみたところ、3位は「健康を維持するため」(33.0%)、2位は「経済的にゆとりある生活をしたいから」(42.9%)、1位は「働かないと生活費が足りないと思うから」(52.6%)でした。
 
70歳以降も働いていると思う理由(TOP3のみを抜粋)
70歳以降も働いていると思う理由(TOP3のみを抜粋)

「経済的にゆとりある生活をしたいから」と「働かないと生活費が足りないと思うから」は、前回調査では同率1位だったのが、今回の調査で差がついた形です。全体的に大きな違いは見られなかった中で、「仕事が好きだから」は前回から約2倍の伸びを示しています。




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