Adecco Group Japanは、全国の⼩中学⽣男⼥1800人を対象に実施した「将来就きたい仕事」ランキングを発表しました。「小学生のなりたい職業調査」は過去にYouTuberが選ばれるなどして話題となりましたが、2022年はどのような職業がランクインしたのでしょうか。
早速結果を見ていきましょう!
小中学生のなりたい職業、男子「YouTuber」、女子「パティシエ」
「小中学生全体」の結果を男女別で見ると、男子は2位同率で「会社員(サラリーマン)」と「サッカー選手」(6.0%)、1位は「YouTuber」という結果に。女子は3位「看護師」(6.8%)、2位「医者」(7.5%)、1位は3年連続で「パティシエ(お菓子職人)」(13.4%)でした。
男子の結果を見ると、2年連続で「YouTuber」が1位に。2020年にランク外だった「会社員(サラリーマン)」がランクインしています。女子のランキングには「医者」や「看護師」、「先生」などが入っています。医療系職種がランクインした要因としては、コロナ禍における医療従事者の活躍に影響されたものと推察されます。
小・中学生で比較すると、男女とも多彩なラインナップに
次に小学生の男女別結果です。男子のTOP3、3位は「野球選手」(6.5%)、2位は「YouTuber」(8.5%)、1位は「サッカー選手」(9.3%)でした。
女子は、3位「先生」(6.3%)、2位「看護師」(7.2%)、1位「パティシエ(お菓子職人)」(20.5%)でした。
中学生の男女別を見ると、男子は3位「公務員」(4.7%)、2位「エンジニア・プログラマー」(8.3%)、1位「会社員(サラリーマン)」(8.7%)です。
女子は、同率2位が「看護師」「パティシエ(お菓子職人)」「先生」(6.3%)、1位が「医者」(9.0%)となっています。
男子は小学生から中学生に上がるにつれ、堅実な職業が多くランクインしていきます。小学生に人気だった「YouTuber」も、中学生では5位までランクダウンし、代わりに「公務員」が順位を上げています。
一方、女子のTOP4が小中ともに変化していないところも注目です。また、女子は中学生になるとデザイナーや栄養士、声優、服飾など多様な職種がランクインしています。
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