All About編集部はポケモン作品に関してアンケートを実施。同調査は、10~60代の500人を対象に、インターネット上で実施しました(調査期間:調査期間:2022年2月10~17日)。今回は、ゲームをやったことがあるという人に、各世代における御三家の中での最初の1体を聞きました。そこから見えてきた意外な傾向を発表します。
国外でも人気の「リザードン」を筆頭に1~3世代は“ほのおタイプ”が強い
2021年3月、1996年に発売されたポケモンカード「第1弾 拡張パック」の、あるポケモンのキラカードが国外のオークションサイトにて、日本円にして約3400万円以上で落札されました。そのポケモンは、第1世代のほのおタイプ、「ヒトカゲ」の最終進化系「リザードン」。今回調査の回答者からも、「最終進化系のリザードンが大好きだから! (30代男性)」の声が多く集まりました。日本のみならず世界的にも熱狂的ファンが多い、第1世代の「リザードン」、アニメでのマイペースで臆病な姿にも人気が集まった、第2世代の「ヒノアラシ」に続き、第3世代に「アチャモ」が登場。「愛嬌といい、フォルムと顔が好きです。ヒヨコ姿が印象的で可愛い(20代女性)」だけでなく、「バシャーモがかっこいいから(20代男性)」「デザインと強さが両立されており、メガ進化の期待も込めてアチャモを選択(20代男性)」など、最終進化系「バシャーモ」の人気も高く、第1~3世代は圧倒的にほのおタイプの人気が強いのも納得ですね。
世界人気1位の「ゲッコウガ」も! 4世代から“みずタイプ”の人気上昇
第4世代には、みずタイプの「ポッチャマ」が圧倒的人気を見せました。「見た目の可愛さとペンギンという点に一目惚れ(20代女性)」「アニメの時の声とフォルムに惹かれました。喜び方やすねた顔が可愛いです(20代女性)」など、2011年から放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(テレビ東京系)での愛らしい姿を見てファンになったという人も多いようです。引き続き、「可愛くて、どんな姿になるのかワクワクした(20代男性)」「ラッコのようで可愛らしかった(20代女性)」などの声が見られた、第5世代の「ミジュマル」。「反則級に強いから(20代男性)」「最終進化系のゲッコウガが好きだから(30代男性)」など、忍者モチーフと圧倒的な強さで、世界規模の人気でも常に上位をキープしている「ゲッコウガ」を最終進化系とする「ケロマツ」の登場で、第4~6世代では、みずタイプポケモンの人気が高まりました。
「ツタージャ」登場! “くさタイプ”人気はテレビアニメでの姿も影響大?
2021年から放送されたテレビアニメ『ベストウイッシュ編』にも登場し、「なんとなく今までにいない感じがして好きだった(20代女性)」などの声が寄せられた、第5世代のくさタイプ「ツタージャ」。かわいいイメージが強かった今までのくさタイプにはない、クールで知的なイメージが人気を集めました。「初めてくさタイプのポケモンを選びました。グラスミキサーの強さには感動しましたね(20代男性)」などの声もありました。ツタージャのほかにくさタイプで人気が目立ったのは、2016年から放送されたテレビアニメ『サン&ムーン』にも登場した、第7世代「モクロー」。「アニメのモクローが可愛いと思ったため(20代女性)」「ビジュアルが一番好き(20代女性)」など、フクロウがモチーフとなった、ころんとしたフォルムやすぐ寝てしまう姿が人気を集めました。
※回答者のコメントは原文ママです
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