セガ、ゲームセンター事業から完全撤退、56年続いた歴史に幕。「SEGA」は屋号を「GiGO」に

GENDA SEGA Entertainmentは、「GENDA GiGO Entertainment」への社名変更を発表。現在「SEGA」ブランドで運営しているゲームセンターは約1年半をかけてすべて「GiGO(ギーゴ)」へと変更し、セガはゲームセンター事業から完全撤退となります。

ゲームセンター事業を展開しているGENDA SEGA Entertainmentは1月28日、「GENDA GiGO Entertainment」への社名変更を発表。

これにより、現在「SEGA」ブランドで運営しているアミューズメント施設の屋号は「GiGO(ギーゴ)」に変更され、セガサミーグループはゲームセンター事業から完全撤退することとなります。
 

約56年続いたゲームセンター「SEGA」が終わる

ゲームセンター運営とゲーム機の開発製造を行っていた旧セガ エンタテインメントはコロナ禍の影響もあり経営が悪化。2020年に株式の81.5%をGENDAに売却しGENDA SEGA Entertainmentへと社名変更しました。

2022年1月には残りの14.1%も売却し、GENDAの持株比率が100%となっています(議決権ベース)。同時に、取締役会からはセガサミーグループ所属の吉澤秀男氏が退任。
 
新ブランド「GiGO」は、独立オペレーターとして本格始動する2022年を「新創業」と位置付け、3月より約1年半をかけて店舗ブランドを全てSEGAからGiGOへと変更していくとのこと。

「GiGO」とは、キーワード「Get into the Gaming Oasis」の頭文字を取ったもので、「世界規模のパンデミックを経験し、非接触を前提とした生活様式が広がる反面、リアルな体験への渇望は、益々高まっている。リアルなエンターテイメントで人々の渇望を満たすオアシスであり続けたい」とコメントを残しています。

セガは、約56年続いたゲームセンター「SEGA」の歴史に幕を下ろすこととなります。


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