子育て世代の世帯年収は「500万円台」が最多。貯蓄額2位は「1000万円以上」、1位は?

小学館は、子育て世代のお金の実態についてアンケート調査を実施しました。子育て世代の世帯年収は「500万円台」が最多。6割以上の世帯が「持ち家」を選択していることも分かりました。子育て世代の貯蓄額実態は……?

小学館の育児メディア『HugKum』は、子育て世代のお金の実態について、HugKumメールマガジンにてアンケート調査を実施しました。調査期間は2021年12月15日〜2022年1月5日で、対象は0歳から小学6年生までの子どもをもつ保護者818人です。
 

世帯年収は「500万円台」が最多

家庭の世帯年収

子育て世代の世帯年収は「500万円台(15.7%)」が最多でした。次いで「400万円台(14.6%)」「600万円台(11.4%)」と続きます。「400万円未満」は約2割と少ない一方で、「700万円以上」は3割を超える結果となりました。
 

 6割以上の世帯が「持ち家」を選択

住まいの形態

子育て世代の住まいの形態について、「持ち家(戸建て)」が約5割と最多でした(53.6%)。次いで、「賃貸(26.1%)」「持ち家(マンション等集合住宅)(14.4%)」と続きました。戸建てと集合住宅の割合を合わせると、6割以上が持ち家を選択していることが分かります。一方で、「実家(3.4%)」や「社宅等(2.3%)」は少数派でした。
 

貯蓄額の1位は「100万円以上200万円未満」

家庭の貯蓄額

子育て世代の貯蓄額について、1位は「100万円以上200万円未満(21.5%)」でした。2位は「1000万円以上(17.6%)」、3位は「貯蓄はない(14.4%)」と続きました。貯蓄額は二極化傾向にあることが分かります。
 

 お金を貯める目的の1位は「教育費」

お金を貯める目的

子育て世代のお金を貯める目的について、1位は「教育資金(65.6%)」でした。2位は「老後資金(53.6%)」、3位は「趣味や旅行など娯楽のため(29.8%)」。「目的はないがとりあえず貯めている」という人も15.4%と、一定数見られました。

お金を貯める目的で1位となった「教育費」を貯める方法については、「学資保険」が43.1%と最多でした。計画的に教育費を積み立てている様子がうかがえます。続く「貯金」は、学資保険とほぼ同率の42.4%でした。少数派ではあるものの、「投資」という回答も寄せられました(7.8%)。


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