「上司ガチャ失敗」60.1%が回答。ハズレを引いた人のその後と、嫌な上司の特徴とは……?

全国20〜59歳の男女2402人に対して実施した「上司ガチャに関するアンケート」によると、「ハズレの上司を引いた」と回答した人は全体の約6割。回答者の多くは「高圧的」や「人によって態度が違う」といった人間性の部分を嫌だと感じています。その後の行動は?

転職サイト比較plusは、全国20〜59歳の男女2402人に対し「上司ガチャに関するアンケート」を実施しました。

日本の職場では配属先の担当上司をランダムで割り振られることから、ゲームのガチャシスステムになぞらえて「上司ガチャ」と一部では呼ばれます。ガチャの結果によって、その後の会社員生活にも大きく影響することでしょう。

本記事ではアンケート結果とともに、上司ガチャに失敗した人(嫌な上司にあたってしまった人)の声も紹介します。
 

約6割が「上司ガチャに失敗」と回答、嫌だと感じた理由は?

「上司ガチャに失敗した経験があるか」を聞いたところ、60.1%が「ある」と回答しています。ランダムで配属された結果、半数以上が上司に対して不満を持ったことがあると判明。
 
「上司ガチャに失敗した人」の割合(プレスリリースより)


上司ガチャに失敗したと回答した6割の人に「どんなところが嫌だったか」を複数回答式で聞いたところ、最も多かったのは「高圧的」、次いで「態度が人によって違う」、「嫌味が多い」と続きます。
 
上司のどんなところが嫌でしたか?(プレスリリース画像より上位3つまでを抜粋)


4位には「感情的になりやすい」がランクインしており、「人当たりの悪さ」や「性格の悪さ」に票が集まっていることが分かります。

回答者のコメントを見ると、「とにかく『それぐらい出来ないの?』圧がすごい」や「相手によって態度や発言がコロコロ変わる」、「責任は部下に、手柄は自分に」など、仕事内容よりも性格や人間性を指摘する声が目立ちました。
 

ハズレを引いた人がとったその後の行動は……?

「上司ガチャに失敗した結果どうなりましたか?」を見ると、最も多かった回答は「そのまま働き続けた」で59.2%、次いで「転職した」が27.4%、「部署異動を申し出た」が7.9%という結果でした。
 
上司ガチャに失敗したあとの行動(プレスリリースより)


回答結果を行動別で分けると、「そのまま働き続けた人」が60%、「その上司とは離れた」が35%となります。上司に不満を持ったとしても、そのまま同じ部署で働き続ける人が多く、「転職」を決意する人は3割程度であったことが判明しています。



>上司のどんなところが嫌だった? 10位までのランキング結果



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