ネットニュースサイトの編集部員たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描くドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』。1月20日放送の第3話をおさらいします。
第3話のおさらい
ある日、覆面女子高生シンガー・AOIの正体検証動画が急上昇ランキング1位に。AOIの正体を暴けばカンフルNEWSのPV数が上がるはずと、瀬古凛々子(黒木華)は椛谷(野間口徹)を伴い取材に乗り出します。
検証動画をアップした人物やライブハウスへの聞き込みを進める中、AOIのSNSアカウントを見ていた椛谷は、フォロワーの中に息子・涼太(大西利空)のアイコンを発見します。そこには、「親がマスゴミ」「クソみたいな仕事」という自分への悪口が書かれていました。
動画に映っていたのは青野郁(上國料萌衣)という女性だという情報を得て、瀬古と椛谷は所属レコード会社を直撃取材。するとあっさり肯定され、週刊東西からはAOI公式チャンネルでの初顔出しライブの告知記事が流れました。全てはプロモーションの一環だったのです。
弱小メディアでどんなに頑張ってもばからしいと気力の見られない椛谷でしたが、週刊カンフル時代は「誰にとっても揺るがない事実を伝えるのが私たちの仕事」と熱い信念を持つエース記者でした。「私も事実を知りたい」という瀬古の言葉で再び取材に動きだし、2人はAOIの正体が一発屋でくすぶっている中年男性ミュージシャンのMIZACだと暴きます。
AOIファンの息子を思い、MIZACにも自分を重ねた椛谷は「この記事で誰かが幸せになるのか」と記事化をためらいますが、瀬古から「事実をどう受け止めるかは相手次第。どう伝えるかは私たち次第です」と言われ署名記事として公開。10万PVをたたき出し、息子のSNSアカウントからの記事への「いいね」に笑みを見せるのでした。
瀬古と根津の名コンビぶりが心地よい
椛谷のパーソナリティを深掘りし、1度断たれたモチベーションがどう回復するのかに焦点を当てて描かれた第3話。Twitterでは「野間口徹さん本当に良い演技をするな~」「エース時代の椛谷が少し戻ってきそうで嬉しい」との声が上がりました。
また、理屈っぽい瀬古の質問攻めに律儀に返答する根津(溝端淳平)の掛け合いも心地よく、「真顔で“ありがとう”を使いこなす凛々子はすごい」「根津ちょろいなw」など、2人の名コンビぶりを楽しむ声も。瀬古と編集部メンバーの距離が縮まっていく様子に、心が温まる第3話でした。瀬古と根津が初めて夕食を共にした薬膳カフェ・黄実子は、椛谷にとってもかつての常連店でした。今後、薬膳カフェ・黄実子が舞台となるシーンが増えそうな予感です。
第3話のラストは、瀬古がフリーカメラマン・笹目(寛一郎)に尾行されていることを気付いており、2人が対面するシーンで終幕しました。1月27日放送の第4話では、女関係にだらしない編集部メンバー・下馬(野村周平)がフィーチャーされます。下馬の仕事への向き合い方がどう変わるか、そして、瀬古と笹目や執行役員・仁和(安藤政信)の間にある何かは描かれるのか注目です。
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