フジテレビ、日本テレビ、TBSなど各局で放送されている連続ドラマ。毎回の放送後には考察がなされたり、俳優陣の演技にしびれたりと、Twitterでトレンド入りすることもしばしば。
今回は、月~日曜のゴールデンタイムに放送されたオリジナル脚本ドラマから、2021年特にSNSを沸かせた3作品をピックアップして振り返ります。あなたのお気に入りは登場するでしょうか?
1:『最愛』
『最愛』は2021年秋ドラマ枠で、金曜22時、TBSにて放送されました。吉高由里子を主演に迎えた、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。15年前の失踪事件が現代の殺人事件につながり、実業家の梨央(吉高)が重要参考人として巻き込まれていく。梨央を守ろうと奔走する刑事・宮崎大輝(松下洸平)、弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の魅力も光りました。
それぞれの「最愛」とは? 事件の真犯人は一体誰? と、放送中はさまざまな考察がなされTwitterを湧かせた本作。最終話放送から2週間以上経ってもまだその熱冷めやらず。ロスを嘆く声や、考察を読み返して余韻に浸る姿が多く見られます。年始恒例の大学駅伝を見て、「駅伝と聞くと大ちゃんしか思い出せないほどに重症」と呟く声も。番組公式Twitterやキャスト陣のアカウントで投稿される多くのオフショットも、ファンを大いに盛り上げました。
2:『大豆田とわ子と三人の元夫』
『大豆田とわ子と三人の元夫』は、2021年の春ドラマとして、フジテレビ系の火曜21時枠で放送されました。3回の離婚を経た主人公の大豆田とわ子(松たか子)と、彼女に未練を残し何かと手を差し伸べる元夫たち(松田龍平、角田晃広、岡田将生)、唯一無二の親友(市川実日子)との掛け合いが絶妙な本作。脚本家・坂元裕二が放つ、じんわりと深く胸を打つ名せりふも毎週話題を集めました。
SNSでは、「女という性にも、妻や母という属性にも、社会人という責任にも、何にも縛られずに、自分が好きな自分を貫きたい」「笑いあり涙あり、刺さる台詞も沢山あって、色々と大事なことを学べる素敵な作品」など、登場人物の生き方やドラマを通し、自らの人生を前向きに見つめ直す声が多く見られました。
3:『天国と地獄~サイコな2人~』
『天国と地獄~サイコな2人~』はTBS系「日曜劇場」枠で放送された冬ドラマ。綾瀬はるか出演作品を数多く手掛けてきた、森下佳子によるオリジナル脚本です。努力家で正義感が強く上昇志向も強い刑事・望月彩子(綾瀬はるか)と、とある殺人事件の容疑者となったベンチャー企業の経営者・日高陽斗(高橋一生)が入れ替わってしまうストーリー。「善と悪」「男と女」が交差するスリリングな展開が、考察班を筆頭にSNSを沸かせました。
男女と善悪を巧みに演じ分ける演技力を評価する声も多く、「高橋一生と綾瀬はるかの入れ替りの演技がとても好き!」「変幻自在っぷりに圧倒される」と、役者の演技力に魅入られる姿が多く見られました。
それぞれ「間違いなく2021年のベスト1ドラマだった」と特別な思いをのせた投稿が目立った作品です。2022年はどんなドラマと出会えるでしょうか? 楽しみですね。
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