まるか食品が12月に発売した「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」。「ペタマックス」とは、食べ応えがある大容量サイズのことで、内容量は598g。そのうち麺は450gです。
天ぷら5枚が入っていることから、おそらく5人前の計算なのでしょう。そばなら食べられそうということで、家族3人で食べてみました。
「たぬきそば風」の「風」が怪しい
「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」は商品名からある程度想像がついていたのですが、原材料をよく見ると、そば粉が使われていません。ということは、そばではない……。あくまで「そば風」なので、まずはここに大きなトラップがありました。
使うお湯は2800ml
使うお湯の量は2800mlです。どれだけの量なのかいまいちピンとこなかったので、普段使っている深い鍋を使ってお湯を沸かしてみることにしました。ちゃんと水の量を測れば良かったのですが、「こんなもんだろう」と思って適当にしていたのが、後々響くことになります。
早速作ってみる
まずはふたをはがし、粉末スープやかやく、天ぷらを取り出します。
天ぷらは5枚、かやくは1袋、粉末スープも1袋で全部で7つ入っています。
これを麺の上に乗せるのですが、天ぷらは2枚を使うことに。残り3枚は後乗せにしました。
準備万端でお湯を入れたのですが、なんと! 足りません! ちゃんと計量カップで計らなかったのが、ここに来てあだとなってしまいました。慌ててお湯を沸かすも、量が多いのでなかなか沸騰しません。この間、麺はどんどん柔らかくなっていくわけで……。
追加のお湯が沸いたころには、もう食べられるのでは? と思うくらい柔らかくなっていました。ただお湯を入れないと粉末スープとのバランスが悪く、とてもしょっぱいスープになってしまいます。そのため追加でお湯を投入。
出来上がった「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」をよくかき混ぜます。これを怠ると、スープが混ざらずに下の方がものすごくしょっぱくなってしまいます。
後乗せ天ぷらはサクサク
1人分ずつお椀に麺を取り出しました。見た目はそばですが、先ほど書いたようにそば粉は一切使われていません。かやくとして入っていた乾燥ネギやかまぼこをトッピングしていきます。そして最後に天ぷらを後乗せ。
先に入れた天ぷらは2つともかなりふやけていて、少し触れただけでボロボロになってしまうほど柔らかくなっていました。天ぷらに関しては好みもありますが、食感を楽みたいならば後乗せが断然おすすめです。
3人で食べた結果
今回「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」を食べたのは、筆者と夫、そして高校生の娘です。筆者はそれほど量を食べないので戦力外になりますが、高校生の娘がかなり食べてくれました。少しピリッとした辛さがあるつゆと、ツルツルとしたそばの相性が良く、かなりのペースで食べていきます。
若さというのはすごいものです。でも食べてる途中でだんだんとペースが落ちてきました。理由は味に飽きてしまうからです。
これだけの量のそばをずっと同じ味で食べるのは、なかなか難しいことのようです。そのためネギや卵を入れる、あるいは七味をかけるなど味変をしたほうが良いというのが結論です。他には3人など少人数で食べるのではなく、5人以上で食べるのも作戦の1つだと思いました。少ない量であれば味に飽きることがなく、最後までおいしく食べられると思います。
食品でありながらも、楽しみを与えてくれるアイテム
家族で食べてみて思ったのは、「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」はみんなで食べることの楽しさを改めて考えさせてくれるということでした。1人で食べるのは難しいので、どうしても家族や恋人など誰かと一緒に食べることになるでしょう。その中で「マジで、デカイね」や「おいしいね」「食べきれないよ」など会話が生まれるはずです。おなかを満たす食品ではあるのですが、むしろだんらんを楽しむアイテムの1つとして捉えると良さそうです。
「ペヤング ペタマックス たぬきそば風」の価格は税込1058円。筆者はコンビニで購入しました。年末の年越しそばとして利用したり、久しぶりに帰省した家族と一緒に笑いながら食べるのも良いのではないでしょうか。
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