漫才日本一を決める大会、M-1グランプリ！
史上最多となる6017組を勝ち抜いた9組の決勝進出者が、ついに発表されました。
今回は、最後の10組目を選ぶ敗者復活戦についてご紹介します！
敗者復活戦の勝者は「地獄からの生還者」
M-1で敗者復活戦が行われるようになったのは、第2回大会から。決勝戦当日の昼に、決勝とは別会場にて準決勝敗退者がネタを披露します。
大井競馬場や六本木ヒルズアリーナなど、基本的に12月の寒空のなか野外にて行われるため、決勝の放送では敗者復活戦は「地獄」、敗者復活戦勝者は「地獄よりの生還者」と評されています。
新M-1から敗者復活戦は「国民投票」に
敗者復活戦の審査は、2010年に休止されるまで、抽選で選出された一般審査員100人とプロの審査員5人による採点でしたが、2015年に復活してからは公式サイト上での視聴者投票1位が決勝に進出する方式になりました。
M-1が国民的行事といえるほどの人気イベントとなるにつれ、視聴者投票への注目度も過熱。2020年には、全組合わせて211万票を超える投票を記録。「国民投票」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せています。
決勝未経験だと敗者復活は不利？
実は、視聴者投票になって以降すべての年で「前年度の決勝進出者」が敗者復活1位に選ばれています（前年のない2015年を除く）。
これはおそらく、実力はもちろんですが、決勝進出を経ることで知名度が上がり、得票を集めやすくなっているからでしょう。逆に、準決勝からの決勝進出者は、決勝初の組が多くなる傾向があります。
M-1は、決勝未経験者にとって準決勝が有利、敗者復活が不利となる大会といえます。
あなたも国民投票に参加しよう！
そんな決勝経験者の集まる敗者復活戦は、決勝に劣らず見ごたえあり。もちろん決勝未経験組も6000組近いライバルを倒して勝ち上がってきたわけですから、全組が日本トップレベルの面白さです！
今年の敗者復活戦は、12月19日午後2時55分から、ABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送（一部地域を除く）。投票はこちらのM-1公式サイトから。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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