全国20〜50代の働く女性500人を対象に、「お金への不安」や「来年の目標」、「ボーナス」といったお金への意識や実態を調査。約2年続いたコロナ禍も次第に落ち着いてきた中で、これから先、どのようにお金と向き合っていきたいかが明らかとなっています。
2021年の冬ボーナス平均額は35万円、約3割が「減った」と回答
2021年冬のボーナスのついて聞いたところ、最も多かったのは「変わらない・変わらない予定」で54.3%でした。半数以上が「(支給される額は)変わらない」と回答しています。一方で、「減った・減る予定」(13.8%)や「今年はない」(14.1%)もそれぞれ10%以上回答しており、約3割の人が減少していることが判明しました。もらった(もらう予定あり)金額は、平均35万1150円。
ボーナスの使い道や2022年頑張りたいこと、ともに1位は「貯蓄」
支給された冬ボーナスの主な使い道を聞いたところ、「貯蓄」が61.5%と最も多く、「投資」も11%ほど回答がありました。趣味や旅行といった「消費」は17.9%にとどまっています。「2022年、頑張りたいこと(複数回答可)」を見ると、1位「貯蓄」が48%、2位「趣味」(47.8%)、3位「仕事」(41.6%)という結果に。約半数の人が、上位3つの項目を選択しています。
4位以降には「美容」や「運動」、「ダイエット」といった自己投資関連の項目が並び、7位に「投資」(23.3%)、9位には「副業」(16.2%)もランクインしています。
回答者の7割は「コロナ禍を経験しお金への不安が高まった」と回答
「コロナ禍を経てお金に対する不安は高まりましたか」を聞いたところ、「とても高まった」が29.4%、「まぁ高まった」が41.6%でした。7割の女性が「不安が高まった」と回答しています。「将来のお金に対して今後はじめたいと思っていること」を見ると、1位「投資」が20%、2位「キャリアの見直し(副業・転職など)」が15.7%、3位「保険の加入、見直し」15.5%と続きます。
ボーナスは貯蓄に充て、今後は投資をはじめ、副業や各種金融商品の見直しもしたいという女性が多いことが明らかとなりました。
趣味や自己投資を意識しながらも、消費より貯蓄や投資を強く意識しているようです。長引くコロナ禍の影響により、お金への不安が高まっていることがうかがえます。
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