1万5000人調査「ボーナスが高い職種ランキング」! 年間平均「177.1万円」の1位職種は……?

転職サービス「doda(デューダ)」が発表した「平均ボーナスランキング」によると、22〜59歳の正社員1万5000人のなかで最もボーナス支給額(年間平均)が多かった職種は、3位「研究開発/R&D(IT/通信)」、2位「法務/知的財産/特許」でした。果たして1位は?

転職サービス「doda(デューダ)」は10月18日、「平均ボーナスランキング」を発表。22〜59歳の正社員男女1万5000人に「ボーナスの支給額(2020年9月~2021年8月の1年間)」や「前回に比べ支給額はどう変わった?」といった項目について尋ねました。

新型コロナウイルスの影響が未だ続くなか、国内正社員のボーナス支給額や使い道にはどのような変化があったのでしょうか?
 

TOP3には法務関連職やITエンジニアなど専門職がランクイン

アンケート回答者のなかでボーナス支給額(年間平均)が高い職種TOP3は、以下の通りです。

・1位(177万1000円):「内部監査」(企画/管理)
・2位(166万円):「法務/知的財産/特許」(企画/管理)
・3位(164万9000円):「研究開発/R&D(IT/通信)」(IT/通信系エンジニア)

不正や誤りをチェックし業務や経営の効率化・最適化を図る「内部監査」、会社や事業に関わる法的な手続きを担当する「法務関連」、IT・通信分野でハードウエアやソフトウエアなどを開発する「研究開発/R&D(IT/通信)」など、ランキング上位には高い専門性とスキルが要求される職種が並びます。
 

前年に比べ3人に1人が「ボーナス支給額減った」最大30万円以上も

質問、「前回(2019年9月~2020年8月の1年間に)のボーナスに比べて支給額に変化はありましたか」では、「減った」が35.1%、「増えた」が22.0%、「変わらない」が42.9%という結果に。

「減った」と答えた人のうち「20〜30万円未満」が4.1%、「30万円以上」が5.7%と全体の10%近い人が20万円以上減っていたことがわかりました。反対に「20万円以上増えた」という人は全体の3%に満たなかったようです。

また、同調査では2020年9月~2021年8月の1年間に支給されたボーナス額は月収の平均2.43カ月分ということも明らかに。
 

ボーナスの使い道1位は「生活費の補填」

質問、「支給されたボーナスの使い道としてあてはまるものをすべてお答えください(複数回答)」のTOP3は、以下のような結果に。

・1位:生活費の補填(33.5%)
・2位:趣味・娯楽(28.0%)
・3位:旅行・レジャー(25.0%)

回答者のコメントを見ると、「今はコロナで旅行に行けないが、普段は旅行や美容関係に使う(40代女性)」や「現在はコロナで外食も難しいので、市場でいつもより良い魚を買って自宅でさばいて家族と一緒に食べる(40代男性)」など、ボーナスの使い道も新型コロナウイルスの影響で変化している様子も見られました。

※回答者のコメントは原文ママです

>次ページ:ボーナス支給額30位までのランキング結果

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