漫才日本一を決める大会、M-1グランプリ!
2021年大会、史上最多となる6017組を勝ち抜いた9組の決勝進出者が、ついに発表されました。
今回は、大会の権威である決勝審査員の7人をご紹介します!
4年連続変更なし! 鉄壁の決勝審査員
それまで毎年少しずつ入れ替わっていた決勝審査員ですが、2018年の第14回から現在の固定メンバーになりました。
SNSで審査員も審査されてしまう時代。一夜にして芸人の人生を左右してしまうM-1決勝は、審査員側の心労も相当なもの。まさに命がけでM-1の権威を支える鉄壁の決勝審査員7人を、昨年の着席順でご紹介します!
上沼恵美子さん
6年連続9回目。前回大会での紹介キャッチフレーズは「伝説の女天才漫才師」。2007年に当時の大会委員長だった島田紳助さん直々の依頼により就任。
昨年の決勝にて「今年が最後」と発言したことで去就が注目されていましたが、無事に続投となりました。
松本人志さん(ダウンタウン)
6年連続15回目。キャッチフレーズは「お笑い界のカリスマ」。過去17回中15回で審査員を務め、コント日本一を決める大会、キングオブコントでも審査委員長を担当。
なお、昨年まで5年連続、松本さんが最終決戦で票を入れたコンビが準優勝となっています。
中川礼二さん(中川家)
7年連続7回目。キャッチフレーズは「M-1初代王者」。M-1史上唯一、圧倒的に不利とされるトップバッターで優勝。
歴代王者が審査員を務める形式だった2015年以降、現メンバーで唯一、新M-1すべてで審査員を務めています。
立川志らくさん
4年連続4回目。キャッチフレーズは「落語界の風雲児」。第2回で審査員を務めた立川談志さんの弟子であり、歴代4人目の落語家から選出された審査員。
現メンバーで唯一、審査したすべての年で、最終決戦で票を入れたコンビが優勝しています。
塙宣之さん(ナイツ)
4年連続4回目。キャッチフレーズは「漫才の求道者」。漫才協会副会長であり、M-1史上唯一、歴代優勝者以外の大会経験者から選出された審査員。
2019年には『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社新書)がベストセラーとなったことでも注目を集めました。
富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
4年連続5回目。キャッチフレーズは「国民的お笑い芸人」。M-1史上初、敗者復活からの優勝を果たした第7代王者。キングオブコントでも準優勝。
日経エンタテインメントの「好きな芸人ランキング」でも3連覇を達成するなど、人気と実力を兼ね備えた活躍を第一線で続けています。
オール巨人さん(オール阪神・巨人)
6年連続9回目。キャッチフレーズは「お笑い界の鉄人」。漫才師として45年以上のキャリアを誇り、今もなお現役で舞台に立ち続ける漫才界のレジェンド。
高校生版のM-1である「M-1甲子園」および「ハイスクールマンザイ」でも筆頭審査員を務めています。
M-1グランプリ2021は、12月19日午後6時34分からABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送。ぜひ観戦してみてはいかがでしょうか。
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