新型コロナウイルスのまん延により、さまざまな面で対応を余儀なくされた生活が続きますが、終息後は、それらはどのように変化していくのでしょうか。
コロナ終息後も残ってほしいものは「在宅勤務・リモートワーク」
「コロナ禍によって導入が促進された施策や制度で、終息後も残って欲しいもの」について聞いたところ、1位「在宅勤務」(35.5%)、2位「ウェブ・テレビ会議(社内打ち合わせ)」(31.5%)、3位「時差通勤」(28.5%)でした。リモートワーク経験者に絞って見ると、「在宅勤務」の回答率が高く、1度でも経験するとそのメリットを強く体感できていることがうかがえます。
在宅勤務が残ってほしい理由、7割が「時間コスト削減できる」
終息後に残って欲しいものに、「在宅勤務」と答えた人に理由を聞いたところ、最も多かったのは「通勤など時間的なコストの削減」(71.9%)、2位が「仕事における体力的負担の軽減」(45.5%)、3位が「交通費など経済的なコストの削減」(45%)でした。管理職やリモートワーク経験者に絞って見ると、「生産性が向上する」の回答率が高くなるようです。一方、「リモートワーク・在宅勤務で難しいと思うことはなにか?」という自由回答では、「意思疎通が難しい」といったコメントが寄せられています。
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