12~2月の日本列島、気温・降雪量はどうなる?
11月24日に発表された3カ月予報によると、ラニーニャ現象の影響を受けて、日本付近の上空では偏西風が平年よりも南に蛇行し、西・東日本を中心に寒気が流れ込みやすい状態になる見込みです。このため、12月から2月にかけての気温は西日本と沖縄・奄美で低く、東日本では平年並みか低い予想です(図6)。
ラニーニャ現象が発生することで必ず厳しい寒さや大雪になるとは限りませんが、寒さや雪への備えはいつも以上に万全に行うのが安心です。雪が予想されているときの車の運転は必ず冬用タイヤやチェーンの装備をする、除雪作業は必ず複数人で行うなどの対策を心掛けましょう。特にシーズンはじめは雪に慣れている地域でも油断は禁物です。
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