時短解除も「家飲み」継続意向は79%。店での飲酒頻度「ほぼ無い」も47.2%と高め

リカー・イノベーションは、「飲食店における酒類提供の時短要請解除」について調査しました。対象は、同社のメルマガ会員591人です。時短要請解除後の飲食店での20時以降の飲酒について「まだ行っていない」が約6割と最多。今後も家飲みを楽しみたい人は約8割でした。

リカー・イノベーションは、11月3〜5日に「飲食店における酒類提供の時短要請解除」についてのアンケートを行いました。調査対象は、お酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」のメールマガジン会員591人です。
 

時短要請解除後の飲食店「まだ行っていない」が約6割

「時短要請解除後」の飲食店で20時以降に飲酒した割合

時短要請解除後の飲食店での20時以降の飲酒について、「まだ行っていない(61.3%)」が最多でした。次いで、「飲みに行った(29.1%)」「まだ行っていないが直近で予定が決まっている(8.5%)」と続きました。

まだ行っていない人からは、「会社で飲酒を伴う会食は自粛するよう言われていたため(20代女性)」「家飲みをすることに慣れてしまい、外で飲むことが勿体なく感じるようになった(20代女性)」といった声が寄せられました。

一方で、飲みに行った人からは、「苦しんでる飲食店に少しでも貢献出来るようにとなるべくお店で飲むようにしています(30代女性)」といった声も見られました。

コロナ禍で、飲食店に行かないことが習慣化した可能性も考えられます。飲食店にかつての活気が戻るまで、時間がかかりそうです。
 

飲食店における飲酒頻度「ほぼ無い」が大幅に増加

コロナ禍前と現在の飲食店における「飲酒頻度」の比較

コロナ禍前と現在の飲食店における飲酒頻度について、「ほぼ無い」の割合が9.1%(コロナ禍前)から47.2%(現在)に増加。そのほかに、「月に1~2回程度」の割合が37.6%から21.5%に減少しました。飲食店での飲酒頻度が大きく減少している様子がうかがえます。



>>次ページ:今後も家飲みを楽しみたい人の割合と理由は?



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