大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<和歌山県版>」を発表しました。
和歌山県に住む20歳以上の男女3392人を対象に調査を行った結果、「住みここち(自治体)ランキング」1位は「伊都郡かつらぎ町」。次いで2位「岩出市」、3位「和歌山市」となりました。TOP3の顔ぶれは変わりませんが、2020年の1位、2位を抜いて「伊都郡かつらぎ町」が首位を獲得しました。
3位は、県下No.1の交通利便性を誇る県庁所在地「和歌山市」
「和歌山市」は紀伊半島の北西部に位置し、北は大阪府、西は紀淡海峡に面しています。県庁などの行政機関、駅周辺はデパートなどの商業施設都市機能が整う都会の面と、海、山、川などの自然の豊かさが融合しています。「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021 <和歌山県版>」では2年連続の1位を獲得し、憧れのまちでもあることが伺えます。
近畿自動車道紀勢線をはじめとした道路ネットワークのほか、JR阪和線など多くの鉄道も通っています。関西国際空港へも約40分と国内外へのアクセスが良好。アシアカエビやみかんなど、山海の幸が豊富で「美食のまち」としても知られています。
2位は、自然と歴史文化が調和するまち「岩出市」
昨年1位から順位こそ1つ下げたものの「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021 <和歌山県版>」でも2位に選ばれた「岩出市」。県北部に位置し、新義真言宗総本山根來寺(ねごろじ)の国宝大塔をはじめ、旧和歌山県議会議事堂などの貴重な文化財を有し、清流紀の川が流れるなど、自然と歴史文化を身近に感じられる場所です。
また、市内から和歌山市や大阪都市圏へのアクセスも良好。広域幹線道路の整備により、ロードサイドショップの進出が相次ぎ利便性も向上しています。利便性を確保しつつ、田舎すぎず都会すぎないバランスの良さが魅力のようです。
昨年3位からの首位! 世界遺産とフルーツのまち「伊都郡かつらぎ町」
1位に選ばれた「かつらぎ町」は、県北東部に位置します。大阪府と奈良県に接しており、東西南北に国道が走る要衝地、北に和泉山脈、南に紀伊山地を仰ぎ、町の中心部を紀の川が東西に流れる自然豊かな町です。「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」をはじめ、3つの世界遺産が登録されている伝統文化のまちでもあります。
南北に丘陵地帯が広がり、寒暖差のある気候を生かして柿や桃、ぶどうなど1年中四季折々のフルーツが栽培される「フルーツ王国」としても知られます。とくに、平核無柿(ひらたねなしがき)の生産高は日本一。
本調査において、生活・交通利便性の評価は他の自治体に劣りつつも、「行政サービス」「親しみやすさ」「治安」「物価」因子の評価が高いことが首位獲得につながりました。
その他、2020年は回答数が50名未満だったため集計対象外だった「上富田町」が初登場で4位に選ばれています。
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