ブランド総合研究所は10月9日、「地域ブランド調査2021」の結果を発表。全国で最も魅力的な都道府県は、13年連続で「北海道」となりました。市区町村別では札幌市が1位、函館市が2位と北海道が上位を独占しました。
「千葉県」「長崎県」の魅力度が急上昇
13年連続で1位の北海道は、魅力度の点数が73.4点。2020年の60.8点から12.6点も伸び、47都道府県で最も点数が上昇しました。
北海道の次に伸びが大きかったのは、東京都。ブランド総合研究所では調査直後に開催となった東京五輪、パラリンピックの影響が大きいと分析しています。
次に高かったのは千葉県で、2020年の21位から12位へと急上昇。長崎県も11位から8位へと上昇しました。
「茨城県」は再び最下位に
都道府県魅力度ランキング最下位は、茨城県でした。2020年は過去最高の42位となり、7年連続の最下位から順位を上げましたが、再び47位となりました。
2020年に最下位だった栃木県は41位に順位を上げています。
市区町村では「軽井沢」が急上昇
市区町村で最も魅力度が高かったのは札幌市で、2012年以来9年ぶり7度目の1位となりました。2位は函館市で、ほかにも北海道からは4位に小樽市、10位に富良野市、26位に釧路市、29位に帯広市、30位に登別市、34位に旭川市と道内にある多くの市が上位にランクインしています。
調査は7月5~20日の期間、インターネットで実施。20~70代の3万5489人を対象に、男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるよう、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計しました。調査対象は全国1000の市区町村(全792市+東京23区+185町村)と47都道府県です。
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