住宅ローン専門金融機関「ARUHI」は、全国7つの都道府県やエリアを対象とした「本当に住みやすい街大賞2021」を発表。
ARUHIを利用しているユーザーのデータを集計し、理想の街ではなく実際に生活するという視点で5つの基準(住環境、交通の利便性、教育・文化環境、コストパフォーマンス、発展性の5つの基準)をもとに不動産専門家によりランキングを選定しています。
本記事では北海道のランキングを紹介します。
第1位:新さっぽろ(札幌市営地下鉄東西線)
北海道の「本当に住みやすい街大賞」1位は「新さっぽろ」でした。総合評価は、4.23点(5点満点中)。発展性が満点だったほか、コストパフォーマンスを除くすべての項目で4点以上を獲得しています。
新さっぽろ駅は、札幌市厚別区のいわゆる新札幌副都心に位置する駅です。駅周辺は商業施設「BiVi新さっぽろ」やタワーマンションの建設といった大規模開発が進んでいるほか、札幌学院大学と札幌看護医療専門学校が開校し、卒業後の若者定着を見据えた再開発コンセプトが評価に繋がったようです。
第2位:西28丁目(札幌市営地下鉄東西線)
2位は「西28丁目」。総合評価は、4.1点。項目別では発展性こそ新さっぽろに及ばなかったものの、住環境や交通の利便性、教育・文化環境といった各項目で、高い評価を得ています。
落ち着いた雰囲気が広がる住宅エリアに新築マンションの開発・販売が開始されるなど、人口増による街全体の活性化が見込まれています。一方で、原始林が残る「円山公園」や桜の名所としても知られる「北海道神宮」にも隣接し、自然を身近に感じられる住環境も魅力です。
第3位:北広島(JR千歳線)
3位は「北広島」です。総合評価は、4点。項目別では、1〜2位の街と比べコストパフォーマンスが大きく評価されています。3LDKの新築マンションを3000万円前後で購入できる物件もあり、生活利便性が高い割に地価が低く住宅購入を検討しやすい地域。また、2023年に開業をひかえた「北海道ボールパーク」誕生を見据え、駅西口周辺にはバスターミナルや分譲マンションを含む18階建て複合ビルも建設予定です。>10位までの全ランキング結果を見る
出典:ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021 in北海道
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