夏休みの宿題の1つ、自由研究。何をするのか、テーマを見つけることがスタートになりますよね。でもこれが意外と難しくて、筆者も自分の子どものときに苦戦した記憶があります。もしテーマ決めで悩んでいたら、ダイソーの自由研究を使ってみるのもオススメですよ。110円(税込)で本格的な実験ができちゃいます!
水が一瞬で凍る不思議体験!
筆者自身が「おもしろそうだなあ」と思ったのが、ダイソーにある「チャレンジSCIENCE!」というシリーズです。必要な材料はほとんどそろっていますし、丁寧な解説書もあります。最初は「子どもの自由研究だし……」と思っていたのですが、これが想像以上に本格的。このシリーズで筆者が選んだのが「水を一瞬で凍らせてみよう!」です。
自分で準備するものとしては水15ml、耐熱容器(直径12cm未満のもの)、計量スプーン、割り箸1膳、ラップです。他に必要なもの(酢酸ナトリウム)や解説書が用意されているので、後は手順にそって実験をしていくだけです。
耐熱容器に酢酸ナトリウム1袋と水15mlを入れます。
酢酸ナトリウムは全部入れずに、ひとつまみぐらい残しておきましょう。後で使います。それと酢酸ナトリウムは少し酸っぱいニオイがしますよ。
電子レンジ(500W)で50秒温め、割り箸でよくかき混ぜます。
もし溶け残しがある場合には、レンジで10秒ずつ追加で加熱すればOKです。
ラップをかけて30分間そのままにしておきます。この時点で少しでも揺らしてしまうと衝撃によって固まってしまうので注意が必要です。万が一途中で固まってしまった場合には、もう一度電子レンジ(500W)で30秒ほど温めます。
30分たったら、残しておいた酢酸ナトリウム指先につけて水面を触ります。
そうすると一瞬で表面が凍ります。本当に一瞬なので見逃し厳禁!
ものが凍る場合には冷たい感覚があると思うのですが、酢酸ナトリウムの場合には熱を発します。すごく熱いわけではないのですが、発熱することを知らないと、触ったときにびっくりするかもしれません。
ひんやりする冷却パックを作ってみる
「チャレンジSCIENCE!」シリーズの「冷却パックをつくろう!」も簡単にできる自由研究の1つです。準備するものは水、計量スプーン、油性ペンやシールなどです。
セット内容は尿素が1袋、アルミパック1袋、解説書です。尿素と水が化学反応すると冷たくなるので、その性質を使った自由研究になります。
まずは付属のアルミパックに好きな文字や絵を描いてデコレーションします。
次に尿素の入った袋に水15mlを入れて手で揉んでいきます。
この時点ですでに冷たさを感じますよ。
尿素と水の入った袋を折りたたんでアルミのパックに入れて封をします(かなりひんやりします)。
作った冷却パックが使えるのは1回だけ。冷たさがどの程度変化するのか、時間の経過などを観察していくと良いのではないでしょうか。
ダイソーの「チャレンジSCIENCE!」には、他にも自由研究があります。価格は税込110円なので「それなり」かと思うかもしれませんが、本格的な自由研究になると筆者は思いました。それと、実は実験をしている筆者自身がとても楽しむことができました。高校では化学の授業を受けてきましたが、実際に実験をしてみるとその面白さは格別です。子どもよりも大人が楽しめる、そんな自由研究になるのではないでしょうか。
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