総務省は6月25日、2020年国勢調査の速報値を公表しました。日本の総人口は約1億2622万7000人と、前回(2015年)調査から約86万8000人減少。ここでは千葉県で人口が減った市区町村を紹介します。
1位は、美しい海岸線と山々が魅力の「安房郡鋸南町」
「鋸南町(きょなんまち)」は、県南部に位置し、美しい海岸線とそびえたつ山々が特徴的な町です。漁業と温暖な気候を活かした農業が盛んで、日本三大水仙群生地として町のいたる所で水仙の香りや風景を楽しむことができます。切り立った崖で有名な鋸山や、日本一大きな大仏が見られる日本寺大仏などが観光地として知られています。国内でも数カ所しかない廃校になった校舎を利用した道の駅(保田小学校)は、子どもは勿論、大人も懐かしさを感じてはしゃいでしまうこと間違いなしの人気観光スポットです。
2位は、自然の中で心も身体も癒やされる「長南町」
「長南町(ちょうなんまち)」は、房総半島のほぼ中央に位置する長生郡5町1村の1つです。名水百選の熊野の清水が湧出し、ホタルの観賞地を有する豊かで美しい自然があふれています。空気が非常に澄んでいるため夜空の美しさは圧巻の一言。都会では決して見ることのできない満天の星空が観測できます。国内でトップクラスの規模を誇る長柄ダムの周辺にはソメイヨシノや阿津桜をはじめとする桜の大群があり、花見の時期には多くの見物客が訪れます。
3位は、リゾート感とローカル感がほどよいバランス「勝浦市」
「勝浦市」は、古くから観光と漁業のまちとして栄えてきました。日本三大朝市のひとつである「勝浦朝市」や、東洋一の規模を誇る海中展望塔を有する「勝浦海中公園」があります。また、市内に約3万体の雛人形を飾る「かつうらビッグひな祭り」などのイベントや、ご当地グルメ「勝浦タンタンメン」などを中心に多くの観光客が訪れます。勝浦の海は透明度も抜群で、まるで海外のリゾートのよう。その上、日本の伝統や文化もしっかりと残る雰囲気はとても魅力的です。
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【関連リンク】
・令和2年国勢調査 速報集計 人口速報集計(男女別人口及び世帯総数)