横浜ベイホテル東急 3階に中国料理「szechwan restaurant陳」(スーツァンレストランチン)が7月15日にオープン。オーナーシェフ 陳 建太郎さんが、父・建一さんより味を受け継ぐ四川料理のレストランが、横浜に初出店となります(提供画像以外は筆者撮影)。
四川の豊富な調味料を使ったオリジナル料理を提供
スーツァンレストラン陳は、2001年にセルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)に、当時、四川飯店のオーナーシェフだった陳 建一さんの名前を冠したグループレストランとしてオープン。本格四川料理だけでなく、四川の豊富な調味料を使用した独自の料理を提供し、人気を博しています。
7月13日に行われた内覧会で、横浜ベイホテル東急の丸山浩人総支配人は「当ホテルは2022年に開業25周年を迎えます。開業時から『鉄人(※)の味が楽しめるホテル』として、レストランに力を入れてきました。陳 建一会長と陳 建太郎社長とともに、レストランを開業できることもご縁だと思っております」とあいさつ。
※人気テレビ番組『料理の鉄人』(1990年代に放送)で「中華の鉄人」として出演していたのが陳 建一さん。ちなみに、同ホテルのフレンチレストラン「クイーン・アリス」のオーナーシェフ・石鍋裕さんは「フレンチの鉄人」でした。
陳 建太郎さんは「コロナ禍で厳しい時期ではありますが、レストランの灯りをともし続けたいと思っておりますので、開業を迎えらえたことはうれしく思います。何カ月も前から、横浜ベイホテル東急の洋食のシェフの皆さんに四川飯店に来ていただいて、一緒に研修を行ってまいりました。看板メニューのマーボードウフをはじめとする四川料理だけでなく、フレンチや洋食のテクニックを組み合わせた新たな料理を開発し、育てていきたいと思っております」と、意気込みを語りました。
ランチ、ディナーともに、コースデザートにはホテルスイーツを提供するなど、同ホテルならではのジャンルを超えたコラボレーションが楽しめます。
関根料理長「お客さまに笑顔になっていただきたい」
料理長を務めるのは、関根 忍さん。赤坂四川飯店に入社後、スーツァンレストラン 陳 名古屋のオープニングスタッフを経て、スーツァンレストラン陳 渋谷で、井上和豊料理長のもとでスーシェフを務めた経歴を持ちます。
コースは、ランチ、ディナーともに一皿ずつ提供するフレンチスタイル。麺・ご飯ものは数種類からチョイス可能で、四川飯店の伝統メニュー「マーボードウフ」も選べます。
麻婆豆腐を試食させていただきましたが、ピリリと舌が痺れるような爽やかな辛さが印象的です。
関根料理長は「お客さまに笑顔になっていただけることはもちろん、この店で働くスタッフが『この店に食事に来たい』と思うような、楽しい雰囲気を作っていきたい」と、オープンにあたっての抱負を述べました。
szechwan restaurant 陳(スーツァンレストランチン)横浜店 概要
オープン日:2021年7月15日(木)
場所:横浜ベイホテル東急 3階(横浜市西区みなとみらい2-3-7)
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナー 17:30~22:00(L.O.21:00)※当面の間は20:00まで
席数:最大126席(うち個室4室)
予約、問い合わせ:045-682-2255(レストラン予約 受付10:00~19:00)
・横浜ベイホテル東急 szechwan restaurant陳 横浜店
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