キヤノンマーケティングジャパンは、「情報セキュリティ意識」に関するアンケートを実施しました。調査対象は、国内企業に勤務する会社員600名(20〜59歳までの男女)です。調査結果から読み取れる「シャドーIT」の実態について報告書を公開しました。

シャドーITとは、 会社が把握せずに従業員が業務利用している端末やクラウドサービスのことを指します。
 

「個人所有端末」の利用……許可を得ていない人は36.8%

個人所有端末の利用許可を得ていない人は「36.8%」

アンケート回答者のうち37.6%の人が「個人所有の端末」を業務利用していることがわかりました。個人所有端末を業務で利用している人の13.5%は、勤務先からの「許可不要」と回答。23.3%は「許可なし」と回答しました。「許可を得ていない人」は36.8%いることになります。

 

 無許可で在宅ワークを経験した25.5%が「顧客情報」を持ち出し

無許可で在宅ワークをしたことのある25.5%が「顧客情報」を持ち出した経験あり

 

回答者のうち9.2%の人が、勤務先の許可を得ずに在宅ワークをしたことがあるとわかりました。そのときに持ち出したデータは「作業報告書」(29.1%)が最多で、次いで「顧客情報(個人情報など)」(25.5%)と続きました。

ほかには「契約書/請求書/納品書」(18.2%)や「各種帳簿書類」(18.2%)など、情報漏えい時のリスクが高いものも見受けられました。

また、前回調査(2019年)と比べて「顧客情報(個人情報など)」の持ち出しは22.5%も増加し、「契約書/請求書/納品書」や「各種帳簿書類」の割合も大きく増加。情報漏えいのリスクが高まっているといえます。在宅ワークが広まったことが要因だと考えられますが、注意が必要です。
 

データの持ち出し方法は……「会社支給の端末」が50%

データの持ち出し方法で最も多かったのは「会社支給の端末に保存」(50%)で、次いで「記録メディア(USBなど)に保存」(36.4%)、「個人所有の端末に保存」(29.5%)と続きました。端末や記録媒体の持ち出しは、マルウェア感染や情報漏えいのリスクを高めます。

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