エステーは、長期化するコロナ禍での職場における感染対策への意識や課題について明らかにするべく、20~59歳までの週3日以上出社をしている有職者481人を対象にインターネット調査を実施しました。さっそく、結果を見ていきましょう。
職場内で不安な場所1位は「手すりやドアノブ」
まずは「職場内で、コロナ感染に対する不安を感じますか?」という質問を投げかけたところ、「とても不安に感じる」(19.8%)、「やや不安に感じる」(41.2%)を合わせて、61%の人が勤務中におけるコロナ感染に不安を感じていると回答。
「職場内の感染対策に対して不安はありますか」の質問については、「とても不安がある」(14.3%)、「やや不安がある」(45.9%)を合わせて、60.2%の人が「不安がある」と回答しました。
さらに、感染対策に不安に感じている場所について質問したところ、「手すりやドアノブ」(40.1%)、「トイレ内の手洗い場や蛇口」(39.9%)、「食堂や共有の食事スペース」(36.4%)が上位を占める結果に。不特定多数の人が直接手を触れる場所や、食事する場所への「感染対策」に不安を感じていることが分かりました。
約7割が長引くコロナ禍に「感染対策疲れ」を感じている
自分自身で行っている職場内での感染対策についても質問したところ、日中や出社時の「手指消毒」や「手洗い」を実施している人は、それぞれ約5割程度でした。
一方で、除菌作業については「自分の机の除菌・消毒作業」が30.1%、「使用後の会議室や共有スペースの除菌」はさらに少ない17.7%にとどまりました。2人に1人が自分自身の手指消毒や手洗いをしっかりと行う一方、密になりやすい会議室や不特定多数が利用する共有スペース等の除菌対策には関心も低く、除菌作業を行う習慣が低いことが分かりました。
職場における感染対策への意識について調査するために「自身の感染対策について万全だと思いますか」と質問したところ、「全く思わない」(9.8%)、「あまり思わない」(41.6%)と合わせて51.4%という結果になりました。半数以上が、職場で行っている自身の感染対策について不十分だと感じているようです。
また、職場で何らかの感染対策を実施している人に対し、感染対策を継続していることにストレスを感じているかどうか聞いたところ、「とても感じている」が22.0%、「やや感じている」が47.8%という結果になり、約70%の人がコロナ禍が長引くことで「感染対策疲れ」を感じている実態も明らかになりました。
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