ポストオフ前後の変化……82.8%の人が「給与」低下
ポストオフ後の変化について最も多かったのは、「賃金が減った」(82.8%)という回答。次いで「周囲からの期待が下がった」(56.1%)、「仕事量・労働時間」(52.9%)が続きました。ポストオフによって「給与」や「期待」が下がった一方で、「時間」や「自由」を得た人が多いことがうかがえます。
ポストオフにより、失ったものと得たものについて「給与が下がり、影響力がなくなった。一方、これまで考えたこともなかった新しい職務にチャレンジするのは、少し楽しい。(53歳男性・部長ポストオフ)」「以前と同様な仕事なのに給料が下がることへの不満がある。自由時間の増加。(58歳男性・課長ポストオフ)」などのコメントが見られました。
ポストオフ後は「給与」よりも「楽しさ」を重視
ポストオフ後に仕事で重視することについて、「十分な賃金を得る、良い生活をする」という回答が部長クラスで1位から11位に低下。課長クラスでも1位から10位に低下しています。役員クラスよりも変化の幅が大きく、「給与」は仕事をしていく上で重要な要素だったことが予想できます。
一方で、それぞれの役職で「自分が楽しめる、面白いと思える」という項目が大きく上昇。ポストオフ後は、ポストオフ前に重視してこなかった「楽しさ」に意識を向けていることが示唆されます。
ポストオフ後の「やる気」は低下傾向に
ポストオフ後の仕事に対する「やる気」について、部長クラスで「下がったまま(下がり続けている)」と回答した人は36%。課長クラスでは44.6%でした。4割前後の人のやる気が低下傾向にあるという結果に。一方で役員クラスは、13%の人が「下がったまま(下がり続けている)」と回答しました。
【おすすめ記事】
・20代意識調査! 『週休3日制』は「給与が維持されるなら利用したい」の回答が69.4%
・500人に聞いた「職場のストレス」TOP10! 2位「給料が見合わない」、1位は?
・30~50代既婚者の「世帯年収」や「貯蓄額」は? 500人に調査
・23歳年収420万円。40歳前に「FIRE」できる? いくら貯めればいい?
・共働きで世帯年収850万円。もし妻が早期退職したら生活は成り立つ?
【関連リンク】
プレスリリース