サウナ11種と水風呂7種で日本最多をうたう。香川県観音寺市「琴弾廻廊」は浴室が毎日男女入れ替わる瀬戸内の温泉

香川県観音寺市、有明浜に面した「讃岐路野天風呂 湯屋 琴弾廻廊」。2024年のリニューアルで11種類のサウナと7種類の水風呂を備え、サウナのテーマパークへと生まれ変わりました。療養泉に認定された天然温泉と瀬戸内の絶景を楽しめる施設を紹介します。

「琴弾廻廊」公式Webサイトより
「琴弾廻廊」公式Webサイトより
サウナが11種類、水風呂が7種類。香川県観音寺市の「琴弾廻廊」は、2024年9月のリニューアルでサウナの種類において日本最多をうたう施設になりました。敷地は10,000平方メートル以上。目の前には日本の夕陽百選に選ばれた有明浜と瀬戸内海が広がります。湯は療養泉に認定された天然温泉です。

All About ニュース編集部が各地の温浴施設から選んだ1軒を紹介します。今回の舞台は香川県です。

※2026年9月時点で、Googleクチコミが500件以上、平均評価が4.0超えの施設を紹介しています

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「琴弾廻廊」は療養泉に認定された天然温泉。海水を引き込んだ潮湯も

琴弾公園のそばに建つ大型の温浴施設で、正式名称は「讃岐路野天風呂 湯屋 琴弾廻廊」。湯は療養泉に認定された天然温泉で、体の芯から温まるため冷え性の方に向いているとされています。浴室は露天エリアが非常に広く、いくつもの湯船が点在しているのが特徴。海水を引き込んだ「潮湯」、ジェットの角度が心地よい寝湯、泡沫浴風呂、季節ごとの変わり湯などが並びます。塩味を感じる湯だという声も多く聞かれます。

浴室は男女で毎日入れ替わる仕組みになっており、訪れる日によって入る浴室が変わります。館内には畳とソファでくつろげるお休み処があり、冬には薪ストーブも登場。屋外の「渚の腰掛け」からは燧灘に沈む夕日を眺められ、夜にはカラーボールが設置されます。
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11種のサウナには船型もサウナカーもある

2024年9月15日のリニューアルで誕生したサウナ群は、それぞれに趣向が異なります。ノルウェーのオスロにあるサウナ施設をモチーフにした船型の「Ship Sauna」、瀬戸内レモンを思わせるレモンイエローの照明のセルフロウリュサウナ、1200年前の釜風呂を再現し室内に畳を敷いた「釜サウナ」、ドーム型のテントサウナ、そしてキッチンカーほどの大きさの「サウナカー」まで。有明浜の夕陽を一望できるサウナもあります。

水風呂も7種類あり、小豆島で使われていた醤油樽を改装した高さ1.7m・幅2.4mの巨大な水風呂、酒樽の水風呂、温泉水の水風呂、海水の水風呂など、ここでしか体験できないものが揃います。

サウナと水風呂はすべて露天スペースにあるため、季節と天候で快適さが変わる点は知っておきたいところです。

「琴弾廻廊」の口コミ・評判は?

サウナイキタイ、ニフティ温泉、フォートラベルなどに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは以下の3点です。

サウナの規模感とこだわりへの評価

11種類という数そのものに驚く声が多く、小規模から中規模のサウナをぎゅっと集めたような構成だという表現もありました。温度は優しめのものが多いものの、一つひとつのサウナへのこだわりと愛情が伝わってくる良い施設だという評価が。水風呂についても、ここにしかないものが多いという指摘が目立ちます。外気浴の椅子にもさまざまなタイプがあり、リラックスできるという声がありました。

瀬戸内海の景色と食事処

目の前に瀬戸内海が広がる立地への評価が集中しています。露天風呂が広く湯巡りが楽しい、開放感がたっぷりで気持ちがいいという感想が並びます。食事処は窓際の席から有明浜と瀬戸内海を眺められ、香川県産のブランド牛・豚や瀬戸内の魚介を使った料理が楽しめるとのこと。温泉につかりながら見る夕日が最高だという投稿もありました。

すべてが露天にあることの裏返し

一方で、サウナと水風呂がすべて露天スペースにあるため、冬は移動が寒く、荒天時は快適さが落ちるという指摘があります。5月や10月の晴天時がベストだろうという具体的な助言も。また夜は騒々しいと感じたという投稿や、浴槽に手すりがない場所があり高齢の家族が出入りに緊張していたという声もありました。

訪れる前に押さえておきたい3つのポイント

1つ目は浴室の入れ替えです。浴室は男女で毎日入れ替わるため、11種類すべてのサウナを体験するには2日に分けて訪れる必要があります。隣接する系列のグランピング施設に泊まって両方に入った、という利用者の記録もありました。

2つ目は訪問時期です。サウナと水風呂はすべて露天エリアにあります。開放感は最大の魅力ですが、冬季や雨天は移動が厳しくなるという声が複数あるため、気候のよい春と秋が狙い目です。

3つ目は宿泊との組み合わせです。敷地内には「GLAMPREMIER Setouchi」というグランピング施設があり、全室オーシャンビューのヴィラ棟やBBQスペース付きのテント棟、プライベートドッグラン付きのペット可の部屋が用意されています。宿泊者は朝7時から9時の朝風呂を利用でき、ほぼ貸切状態で過ごせたという投稿もありました。

なお年に数回「瀬戸内国際サウナ祭」が開催され、巨大テントサウナやゲスト熱波師によるアウフグース、DJブースの設置といった企画が行われます。開催情報は公式サイトで告知されています。
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