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多数の主演作で示した実力を振り返る
CDデビューしてから俳優としてもトントン拍子で活躍した重岡さんは、実力を買われて主演作も増えていきます。2020年には『24時間テレビ』(日本テレビ系)のスペシャルドラマ『誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-』にて、志村けんさんの姿を間近で見てきたテレビディレクターの主人公・保科を務めています。注目度の高い作品で自然体の演技を見せ、俳優としての実力を示しました。ほかにも、ドラマ『宇宙を駆けるよだか』(Netflix)、『悲熊』(NHK総合)、『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)、『単身花日』(テレビ朝日系)、映画『ある閉ざされた雪の山荘で』など、変わったストーリーの難しい作品で主演を担当してきた重岡さん。中でも取り上げたいのが、2021年放送のドラマ『#家族募集します』(TBS系)です。ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演を務めた作品で、初の父親役に挑戦しました。演じた赤城俊平は、3カ月前に妻を亡くしシングルファーザーになったばかり。5歳の息子の前では「笑顔でいる」と誓いを立て、葛藤を抱えながらも明るく子育てしようと努める男性となりました。 愛する妻を亡くしたばかりなのに、子どもの前では立派な父親でいようとする俊平を、重岡さんは繊細に表現。シングルファーザーとして息子と共に成長する姿を感動的に描き、初挑戦ながら完璧といえる父親役を演じきりました。 主演作以外でも存在感を見せ、『これは経費で落ちません!』(NHK総合)で演じた、主人公に思いを寄せる爽やかな好青年・山田太陽が人気に。映画『35年目のラブレター』では、読み書きができない主人公・西畑保の青年時代を担当し、多くの感動を呼ぶ迫真の演技を見せました。 そして新作となる『5秒で完全犯罪を生成する方法』ですが、航という“普通の人”の役を等身大の演技で表現しています。妹を守りたい一心で、無理をして普通では考えられない行動を起こし続ける航の心境の変化を、丁寧に見せる演技力に注目です。
緻密な役作りでどんなキャラも演じてしまう「重岡大毅」
重岡さんの俳優としての魅力は、どんな役にもなりきれる表現力の高さにあります。航を演じるにあたり、役の気持ちを整理するためノートにさまざまな感情を書き込み、役作りしたことを明かしています。まじめな性格の重岡さんは、表現力が高い上に緻密な役作りを行うことで、どんな設定のキャラクターも完璧に演じてきました。常に進化を続けているところで、今後も俳優として評価を高めることでしょう。
アイドルとしてだけでなく、俳優としても多くのファンを魅了している重岡さん。『5秒で完全犯罪を生成する方法』ではどんな演技を見せてくれるのか、楽しみにして公開を待ちましょう。
この記事の執筆者:
ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
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