5月31日、ついに最終公演! 「嵐」はなぜ国民的アイドルグループになれたのか?

5月31日、嵐がラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の最終公演を開催し、活動を終了します。そこで、この記事では元テレビ局スタッフが、改めて嵐の魅力をたどり、なぜ人気が出たのかを解説します。(サムネイル画像出典:嵐公式Instagram)

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冠レギュラー番組『VS嵐』と『嵐にしやがれ』で天下を取る

そして、最も大きな転機になったのが、2つの冠番組のスタートでした。『VS嵐』(フジテレビ系)と『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)です。嵐の5人がゴールデン帯で大暴れし、幅広い世代からファンを獲得することに成功しました。
 
『VS嵐』は、ゲストを招いてオリジナルの体感型ゲームで競い合う番組で、子どもからシニアまで楽しめる内容でした。メンバーのチームワークが堪能でき、家族で見られる番組として大人気になります。
一方で、『嵐にしやがれ』は、ゲストとメンバーが体当たり企画などを行う番組でした。特に、ロケでは各メンバーの特性が生かされ、現在の活動につながっています。相葉さんはこの番組でバラエティースキルの高さが証明され、その後さまざまな冠番組をスタートさせることになりました。当時、テレビ局に勤務していた筆者は直接関わってはいませんでしたが、番組制作のスタッフだったテレビ関係者に、両番組の人気について話を聞きました。

両方とも、局を代表する番組となりフジと日テレが猛プッシュしていた。高視聴率を獲得して、一気に嵐の知名度が上がりました。『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)も人気が高く、いまよりテレビを見ていた人が多かったことで、嵐は冠レギュラー番組で国民的な支持を得た。『NHK紅白歌合戦』へ出場するとシニア層の知名度も上がり、テレビがまだ元気だった時代に一緒に人気を拡大させました

レギュラー番組で人気を得ると、松本さんと二宮さんだけでなく、ほかのメンバーも話題のドラマや映画で次々と主演を担当。ヒット作が多くなり、個人での活躍もグループの人気向上に一役買うことになります。

楽曲が大ヒット! 革新的なライブでファンを楽しませ続けた嵐

そして、アイドルグループらしく、楽曲のヒットやライブでも着実にファンを増やしました。『Love so sweet』の大ヒット後はライブの規模も拡大し、5大ドームツアーや国立競技場での連続公演なども開催。2009年に『NHK紅白歌合戦』へ初出場し人気を不動のものとすると、シングル楽曲も軒並みヒットを記録します。
 
ベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、発売から約2カ月でダブルミリオンを達成し、2019年に開催された20周年記念の5大ドームツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」は日本史上最多の累計237万5000人を動員。次々と男性アイドルグループとして記録を打ち立てます。 ライブでは、松本さんが考案する演出が素晴らしく、嵐が日本で初めて取り入れたとされる「ムービングステージ」などが有名です。来場したファンを楽しませる演出ばかりで、現在まで多くの感動と伝説を作り上げてきました。メンバーのダンス、生歌も素晴らしく、アイドルという枠を超えて多くの人が「一度は見たい」と思えるライブが嵐の魅力です。
 
開催中の「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の詳細はメディアで明かされていませんが、伝説になることは間違いないでしょう。
 
ここまで、デビューから現在まで、嵐が国民的人気を得た足跡をたどってきました。グループとしての活動が最後となるラストツアーの最終公演では、どんなパフォーマンスを見せ、どんなメッセージを発信するのか……。嵐の「ラスト」から目が離せません。
ARASHI Anniversary Tour 5×20(Blu-ray)(初回仕様)
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ゆるま 小林
この記事の執筆者: ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。 ...続きを読む
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