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保護者はどこまで関わればよいのか?
修学旅行の業者やプランの選定方法は、自治体や学校種(小・中・高校)によって異なるようです。例えば筆者の子どもが通っていた中学校では、複数の業者が学校に集められてそれぞれのプランをプレゼンし、そのなかから先生たちが選ぶ、というやり方でした。
当時、筆者はPTAで学年長をしていたのですが、先生から「修学旅行の業者のプレゼンに学年委員は同席可能」と聞いてちょっとワクワクしました。いつものように「来たい人だけ来てください」とみんなに声をかけたら、なんと参加者が過去最多に。みんな関心があったようです。
最後は先生たちが業者を決めるので、保護者はいなくても影響なかったでしょうし、むしろ保護者が来れば質問や要望への対応も生じるので、先生たちにとっては面倒なことだったと思います。
でも、万一冒頭のような事故が起きたときに「何も知らされていなかった」と保護者が悔いることはなかったでしょう。いい機会をもらったなと思います。
プレゼンの公開までしなくても、事前説明会を開くくらいでもいいかもしれません。修学旅行など子どもの安全に関わる活動を行う際、学校は保護者に十分な情報を提供し、保護者もそれに関心をもっておく。そういったことの重みを、今回の事故の遺族の方の言葉から、強く感じました。 ※参考:『教師の自腹』(福嶋尚子・柳澤靖明・古殿真大著 東洋館出版) この記事の執筆者:大塚 玲子 プロフィール
ノンフィクションライター。主なテーマは「PTAなど保護者と学校の関係」と「いろんな形の家族」。著書は『さよなら、理不尽PTA!』『ルポ 定形外家族』『PTAをけっこうラクにたのしくする本』『オトナ婚です、わたしたち』『PTAでもPTAでなくてもいいんだけど、保護者と学校がこれから何をしたらいいか考えた』ほか。ひとり親。定形外かぞく(家族のダイバーシティ)代表。



