「実は半年前に婚約詐欺にあってしまい…」39歳女性、年収180万円。貯金4万円で実家に身を寄せる実情

予期せぬ金銭的な窮地に直面し、家族の協力を得ながら再起を図るとともに、独立を目指して実家で地道に態勢を整える人もいます。今回は、沼津市(静岡県)で介護スタッフとして働く39歳女性のエピソードを紹介します。

静岡県沼津市在住・39歳女性のエピソード
静岡県沼津市在住・39歳女性のエピソード
トラブルによる経済的な打撃を背景に、家族の支えを受けながら生活の再建と自立に向けた準備を実家で進めるケースもあります。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、静岡県沼津市在住・39歳女性のエピソードを紹介します。
All About ニュース編集部
この記事の執筆者: All About ニュース編集部
「All About ニュース」は、ネットの話題から世の中の動きまで、暮らしの中にあふれる「なぜ?」「どうして?」を分かりやすく伝えるAll About発のニュースメディアです。お金や仕事、恋愛、ITに関する疑問に対して専門家が分かりやすく回答するほか、エンタメ情報やSNSで話題のトピックスを紹介しています。 ...続きを読む
>プロフィール詳細

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:39歳女性
職業:介護スタッフ
在住:静岡県沼津市
家族構成:親2人、子供1人(自分)
世帯年収:自分180万円
実家の間取り:一軒家3LDK

毎月の生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:1万円~2万円
交際費:5万円
毎月のお小遣い:2万円
毎月の貯金額:3000円
貯金総額:4万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳女性の1カ月の平均消費支出は18万7円です。そのうち、住居費の平均は2万6543円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた15万3464円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
 
実家を出るかどうかについては「お金がたまったら家をでる予定です」と話しました。

「婚約詐欺にあってしまい……」

実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「実は半年前に婚約詐欺にあってしまいました」と回答。

さらに「それでお金がなくなってしまったので、今は新しいアパートを借りるために事情を説明して、実家で過ごさせてもらっているところです。今はすこしでもお金をためなおそうと思っています」と話してくれました。

「心身ともにあまり休めてない感じ」

実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「自分の部屋がなくなっていたことです。今は物置みたいになっていて、布団を敷ける場所で休ませてもらっています」といいます。

「あと、大人になったからなのか、仕事が終わったり休んだりしていると、家族とのペースがずれてしまっていたことに驚き、気疲れも感じています。料理や洗濯もやってもらってばかりは嫌なのでついつい動いてしまい……。心身ともにあまり休めてない感じです」と、物理的な居場所のなさに加え、生活リズムのギャップや家族への気兼ねから、安らげるはずの家で神経をすり減らしている実情を明かしてくれました。

お金に関する悩みでは「自分自身の収入だと支払えるお金が少ないので、年金暮らしをしている両親に申し訳ないと思っています。すこしでもためられるように単発バイトもはじめていますが、微々たるものなのでなかなか返すことが出来ていないのが現状なので悩んでいます」と続けてくれました。

予期せぬ困難から実家へ身を寄せつつ、副業に励むなど再起を図る日々。家族への申し訳なさを抱えながら、心身の回復と独立資金の確保に懸命に向き合っている様子が伺えます。

※回答者のコメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
次ページ
1人暮らしの1カ月あたりの平均生活費を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    会費0円、会員3名でもPTAは回る。理想を形にした「架空の小学校」という驚きの手法

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『マリオ』新作映画が「評論家からの賛否が分かれている」けど「心配ない」と言えるワケ

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策