せっかく慶應・理科大に入ったのに…大学生の「塾通い」が急増。合格後に待つ“まさかの落とし穴”

慶應大や理科大といった名門校の学生が、今こっそり「学習塾」に駆け込んでいる。かつては高収入バイト先だった塾が、なぜ大学生の補習の場に変貌したのか?(画像出典:PIXTA)

推薦合格が招く“親の課金”延長戦

文科省が2025年11月に公表した調査によると、年内入試による入学者は全体の53.6%と、ついに過半数を超えました。この傾向は今後さらに強まっていくとみられています。

これは、基礎学力が不足したまま大学生になる若者がますます増えていく可能性を示唆しています。単位取得が危うい大学生の増加は、もはや個人の問題ではありません。

大学の単位取得を塾が支える。そんな時代が、すぐそこまで来ているのかもしれません。
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話を聞かせてくれたのは:究進塾 代表取締役 並木陽児さん
究進塾 代表取締役 並木陽児さん
究進塾 代表取締役 並木陽児さん
東京大学工学部建築学科卒業。卒業後は自主映画を撮りながら、塾講師として8年間教鞭を執る。多様性のある学びのフィールドを社会に実現するべく、2010年にオンライン塾として究進塾を設立。2012年に教室を池袋に開校。1女の父。

この記事の執筆者:前屋 毅 プロフィール
1954年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業。立花隆氏、田原総一朗氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに。最新刊『学校が合わない子どもたち~それは本当に子ども自身や親の育て方の問題なのか』(青春新書)など著書多数。
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