熱狂的でも「3選」は不可。共和党独占のトリプルレッドは続くか
トランプ大統領が約半数のアメリカ国民から熱狂的に支持されていても、3年後には新しい大統領が選出されることになります。アメリカ合衆国憲法では大統領の3選は禁じられているからです。さらに言えば、2026年には中間選挙が行われます。アメリカでは選挙のたびごとに、大統領職および連邦議会の上下両院の議席で共和党と民主党が頻繁に入れ替わります。
現在は、共和党がすべてを独占する「トリプルレッド」ですが、2026年の中間選挙以降も同じ状況が続くかどうかはわかりません。
白人支持層は減少? データから読み解く有権者の「乗り換え」
そこで次に、2025年7月1日に、アメリカの世論調査会社「ピュー・リサーチ・センター」が発表した、2024年大統領選挙に関する調査結果を見てみましょう。1万人の同じ回答者が、2020年と2024年の大統領選挙での投票行動をどう変えたのかを調べたもので、選挙ごとの出口調査よりも正確な投票動向が分析できるといわれています。
多少わかりにくいかもしれませんが、簡単に説明しましょう。
ところが、個人の投票履歴をみると、2024年の選挙で投票行動を変えた人が一定程度いることがわかります。図では、それが太さの違う曲線で表されており、太い線は人数が多いことを示しています。
2020年に投票しなかった人を見ると、2024年にはある程度の人がハリス氏とトランプ氏にそれぞれ投票していることがわかります。
一方で、2024年に投票しなかった人では、2020年にバイデン氏に投票した人のほうがトランプ氏に投票した人よりも多いことがわかります。
最後に、2016年からの3回の大統領選挙での政党支持率を人種別に見た調査結果を紹介します。



