【冬ドラマTOP5】元テレビ局スタッフが勝手にランク付け! 日曜劇場『リブート』を超えた1位は……

民放テレビ局で放送された2026年冬ドラマについて、元テレビ局スタッフが独断と偏見でベスト5を選定しました。果たして、どのドラマが高評価を得たのでしょうか?(サムネイル画像出典:『リブート』公式Instagram)

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第3位:『元科捜研の主婦』(テレビ東京系)

3位は、松本まりかさん主演の『元科捜研の主婦』でした。テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したドラマで、かつて“科捜研のエース”と呼ばれ、いまは専業主婦となった吉岡詩織が主人公。夫と息子のために家事に向き合う詩織が、科学的推理を使ってさまざまな難事件を解決する姿が描かれました。 『元科捜研の主婦』が面白いのは、詩織があくまで専業主婦というポジションを貫いたところです。事件は、捜査一課に異動したばかりの新米刑事である夫・道彦(横山裕)が担当し、詩織は助言するポジションを取ります。そんな中で、真実を知りたい欲求にかられる詩織は、元職場の科捜研に協力してもらい事件を解決する証拠を探ることに……。これまでになかった設定の刑事ドラマとなり、ドラマファンに新たな感動を提供しました。
 
道彦を演じた横山さんの演技も素晴らしく、どこか頼りない新米刑事を見事に演じています。刑事ドラマといえば、メインキャストの刑事はバシバシと事件を解決していくのが定番です。同作では、詩織が事件を解決することが多く、道彦は刑事としての勘は働くものの、事件解決にはあまり役立っていませんでした。しかし、妻や息子だけでなく全ての人に優しく、思いやりがある道彦のキャラクターが、『元科捜研の主婦』という特殊な刑事ドラマを盛り上げていました。横山さんは父親役に初挑戦しましたが、よきパパを丁寧に演じることに成功。ホームドラマとしての魅力も引き上げ、演技派の松本さんと共に作品を面白くしました。

第2位:『リブート』(TBS系)

2位は、鈴木亮平さんが主演を務めた日曜劇場『リブート』です。鈴木さんが一人二役に挑戦し、妻殺しの罪を着せられたパティシエ・早瀬陸と、悪徳刑事・儀堂歩を担当。早瀬が自らの潔白を証明するために、儀堂に“顔を変える=リブート(再起動)”し、真実を追うエクストリームファミリーサスペンスです。 『リブート』はとにかくストーリーが複雑で、コロコロと敵と味方が入れ替わる展開が魅力。初回から伏線が多く、日曜劇場の作品らしく見応えのあるドラマに仕上がりました。終盤では、謎の多かった幸後一香(戸田恵梨香)が、殺されたはずの陸の妻・夏海が“リブート”したキャラクターだったことが判明。1話でも見逃すと置いていかれそうなストーリー展開の早さで人気を集めました。
 
裏社会で暗躍する合六亘を演じる北村有起哉さんをはじめ、永瀬廉さん、伊藤英明さん、黒木メイサさんなど実力派の俳優が多く出演したのも魅力。巨悪の根源である合六に立ち向かう、鈴木さんと戸田さん演じる“最強リブート夫婦”の壮絶な戦いが最終回に向けて描かれ、多くの視聴者を感動させています。
元科捜研の主婦
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1位はあの“切ないヒューマンラブミステリー”!
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