クラス替えは何を基準に分けられる?
新年度、子どもたちがドキドキしながら待つことといえば、クラス発表。日々の生活はもちろん、学校行事などの大きなイベントも共にする仲間が決まる一大事。それだけに、クラス発表の瞬間は一喜一憂する子どもが多いことでしょう。
今回は、小学校でのクラス替えはどのように決められているのか、現役の小学校教師である松下隼司さんにお聞きしました。
【質問】
小学校のクラス替えはどのような基準で行われるのですか?
【回答】
一般的には学力、運動能力、人間関係をベースに、子どもたちを取り巻くさまざまな配慮事項を確認しながら、クラス分けの構成を決定します。
どういうことなのか、以下で詳しく説明します。
新年度に向けたクラス分けの手順とは
1年間を共に過ごすクラスがどのように決められているかは、子どもも大人も気になるところではないでしょうか。まず、クラス分け(編成)は、さまざまな要素を踏まえてバランスよく行います。
例えば2クラスある学年の場合、基本的にはどちらのクラスも教育環境が均等になるように分けます。
支援を要するお子さんやトラブルが多いお子さんが1つのクラスに集中すると、そのクラスの子どもたちに大きな負担をかけることになり、親御さんにご心配をおかけすることにもなってしまいます。
そのクラスの担任の負担もどうしても大きくなってしまうため、多角的に検討していきます。
まずは子どもたちのことをよく知る今年度の学年団の先生たちで、来年度に向けたクラス分け案をまとめます。
その後、特別支援担当の先生、これまでその学年の担任をしたことのある先生や管理職、養護教諭の先生などからの意見を踏まえて修正を入れながら検討を重ね、管理職に提出します。
特別支援担当の先生や養護教諭の先生は、担任が知らない子どもたちの姿を知っていることも多いため、意見をもらうのです。



