永瀬廉がこれまでにない“ダークな役”を見事に表現
永瀬さんが演じる冬橋は、かなり謎の多いキャラクターです。合六の命令で裏切り者を処分する冷酷な人物なのですが、極悪人の印象はなく過去はよく分からない設定。表向きは子どもを支援するNPO法人の職員ですが、何をしているのか、過去も含め謎に包まれています。 永瀬さんはインタビューで、「冬橋はある目的のために動いているので、裏組織の実行役というのは自分の気持ちを押し殺してやっているところもあるんです」とコメント。第3話では冬橋がかつてトー横キッズだったことが明かされ、早瀬の妻・夏海がNPO法人の立ち上げに関わっていたことも分かっています。夏海との関係が深く、今後はドラマの主軸になっていきそうなキャラクターです。前述したとおり、これまでキラキラした役を演じることが多かった永瀬さんにとって、ダークな冬橋は新境地ともいえる役になります。かなり難しい設定のキャラクターですが、永瀬さんは哀愁を感じる見事な演技で、冬橋が抱える闇や葛藤を表現。暴力的で不気味な冬橋を魅力あるキャラクターに仕上げています。今後は冬橋の過去も明らかになっていく予定なので、さらに永瀬さんの繊細な演技を見られるでしょう。
Mrs. GREEN APPLE・藤澤涼架の演技はどうなのか?
そんな素性が分からない冬橋のバディ・霧矢も、現時点では謎の多いキャラクターです。霧矢は、並外れたコミュニケーション能力を持つ明るい性格で、言葉遣いが悪く軽薄なイマドキの若者として描かれています。シリアスな登場人物が多い『リブート』の中で特殊なキャラクターとなり、クールな冬橋との相性もよくドラマを面白くしている存在です。 そんな霧矢ですが、第3話では銃の扱いに慣れているところを披露し、裏社会の人間としての不気味さを見せています。冬橋の命令には忠実に従い、裏切り者を埋めて処分する際もどこか楽しそう。得体のしれない怖さを持っています。こちらもかなり難しい役ですが、藤澤さんが見事に演じています。演技の経験は少ない藤澤さんですが、2面性がある霧矢を微妙な表情の使い分けで表現。まだ登場回数は多くないですが、独特な存在感を見せて視聴者を魅了しています。今後、冬橋とともに霧矢の素性も明らかになりそうで、違ったアプローチの演技を見せてくれるのか期待です。
ちなみに、藤澤さんといえば2025年に映画『ベートーヴェン捏造』で、映画初出演ながらピアニスト・作曲家のショパンを演じました。この作品では、映像での演技経験がないにもかかわらず、個性派俳優ばかりの中で存在感を見せています。『リブート』での演技が認められれば、俳優としてさらに活躍を見せそうです。 今後のストーリー展開だけでなく、永瀬さんと藤澤さんの演技も気になる『リブート』。両者のファンが、間違いなく見逃せないドラマになっているといえるでしょう。
この記事の執筆者:
ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
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