恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」 第123回 江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策 江ノ電が20年ぶりに導入する新型車両「700形」。一見、観光に特化した優雅な座席配置に見えるが、実は深刻化する「混雑地獄」に立ち向かうための苦肉の策だった。増発も増結もできない物理的限界の中で編み出された、驚きの「スペース確保」戦略とは? 野田 隆 2026.01.26 江ノ島電鉄(通称:江ノ電)の新型車両700形 700形も2両1組で連接台車を使っている 江ノ電は全線単線だ。画面左奥に見えるのは江の島 江ノ電は4両編成が限度だ。写真は鵠沼(くげぬま)駅に到着する藤沢行き 700形の車内。海側がクロスシート、山側がロングシートになっている クロスシートは1人掛け、向かい合わせの座席だ 右側のドア付近のフリースペース。ここにスーツケースを置くこともできる 座る位置をはっきりさせるため凹みを設けたバケットシート。体格の大きな外国人に合わせてゆったりしている 江ノ電に訪日外国人観光客が殺到する一因ともなっている鎌倉高校前1号踏切。アニメの舞台となったことからアジア系の外国人にとっては「聖地」扱いだ 記事に戻る