兄弟姉妹へのフォローも忘れずに! 小さな時間が心の支えに
また、もし家族の生活が受験一色になっていて、兄弟姉妹にかまってあげられていないようであれば、意識的に一緒に過ごす時間を作ることも大事です。
例えば、受験生の子が塾に通う時間に一緒に買い物に行ったり、受験勉強を見てあげる時間に、一緒に宿題を見てあげたりして、共に過ごす時間を設けるといいでしょう。
「今日のよかったこと」を話すだけで、家庭の雰囲気が明るく変わる
夕食や寝る前に、「今日のよかったこと」を家族でひとつずつ話す時間を作ることも効果的です。受験以外の出来事に目を向けることで気持ちが前向きになり、親にとっても心のクッションになります。
この「よかったこと」の共有は、自己肯定感の土台を育てるうえでも役立ちます。「自分の一日には、よかったことがあった」と言葉にするだけで、本人の心にプラスの印象が残り、前向きな気持ちになれるからです。
ポイントは、親自身も「よかったこと」を話すこと。例えば「お父さんが早く帰ってきたのがうれしかった」「スーパーでおいしいパンが買えたよ」といった、他愛ない内容で十分です。大人が率先して楽しむ姿を見せることで、子どもも構えず自然に話しやすくなるでしょう。
受験に失敗しても大丈夫と伝えて、どっしり構えて
頑張っている子どもを行きたがっている学校に通わせたい、と思うのは当然の親心です。
一方で、もし志望校に合格しなかった場合に備えるのも、親の務めです。
万が一のときに、「合格しなくても、あなたの素晴らしさが損なわれるわけではない」「志望校に進学しなければ人生が終わりというわけではない」ということを伝えられるよう、どっしり構えてお子さんを応援してあげてくださいね。
子どもが受験に向き合えるよう支えると同時に、家庭の空気をやわらげることも、立派なサポートです。今できることから、少しずつで大丈夫。親も自分を追い込み過ぎず、穏やかに見守っていきましょう。
成功へ導く賢者からの金言!
家庭の空気を緩めることも、立派な受験サポート
※このお悩みは、『塾選』が中学受験予定の保護者50名を対象に行ったアンケート(2025年1月実施)に寄せられた回答から抜粋したものです。
この記事の執筆者:塾選ジャーナル編集部
『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
この記事の監修者:精神科医/ゆうメンタルクリニック総院長・ゆうきゆう 先生
東京大学医学部医学科を卒業。医師業のかたわらマンガ原作者としても活躍。主なマンガ原作に 「マンガで分かる心療内科」(少年画報社)などがある。ゆうメンタルクリニック、ゆうスキンクリニック、ゆうリワークセンター、ゆう訪問看護ステーションを首都圏や関西中心に21拠点展開する。2025年4月にゆうメンタルクリニック名古屋院が開院。(2025年現在)



