フィンランド首相、“つり目”のアジア人差別を謝罪。「実に高度に計算された文章」「タイミングが遅すぎて草」

在日フィンランド大使館の公式Xは12月17日に投稿を更新。世間を騒がせている騒動を謝罪しました。(サムネイル画像出典:「在日フィンランド大使館」公式Xより)

12月中旬、アジア人差別に当たる“つり目”ジェスチャーをフィンランドの右派フィンランド人党(フィン党)の国会議員らが相次いで行い、日本では“炎上”する事態に。在日フィンランド大使館の公式X(旧Twitter)は12月17日に投稿を更新し、ペッテリ・オルポ首相の謝罪文を掲載しました。

【投稿】首相の声明とは?

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「フィンランドの価値観を反映していません」

同アカウントは「フィンランドのペッテリ・オルポ首相の声明」と題し、1枚の画像を載せています。以下に全文を掲載します。

私は一年前、日本を訪問する機会に恵まれました。日本、そして日本の皆様に対して深い尊敬を抱いています。フィンランドと日本は、長年の良好な関係を築いています。

個々の国会議員による最近の侮辱的なソーシャルメディアの投稿に対して、心からお詫び申し上げます。こうした投稿は、平等とインクルージョンを大切にするフィンランドの価値観を反映していません。

人種差別、あらゆる差別は、フィンランド社会にあってはならないものです。フィンランド国内、そして国外にいるすべての友人に向けて、フィンランド政府は人種差別を真剣に受け止め、この問題と闘う決意をお伝えします。フィンランドは常に、改善に向かって尽力します。この点において、政治家には模範となる責任があります。

連立政権を組む政党の会派代表は、個々の議員による行為について議論しました。会派代表は共同で、侮辱的で不適切な行為を非難しています。

フィンランド共和国首相
ペッテリ・オルポ

「これ以上の追及は野暮というものです」

コメントでは、「差別という単語は置かれているものの、直接的な部分に関しては『侮辱的な』と置き換えることで、残念ながら今回の件を差別認定していないという、実に高度に計算された文章だなと思いました」「でも吊り目ポーズが侮辱的だって言ってないなコレ」「首相が日本にお詫びしていただく必要はなかったと思います」「『侮辱的な行為』だけど『差別』ではない、という表明ですよね」「一国の首相が代表して『心からお詫申し上げます』と述べているのですから、これ以上の追及は野暮というものです」「声明の内容はともかく、発表のタイミングが遅すぎて草なんよ」など、厳しい声や受け入れる声など、さまざまな意見が寄せられています。

事の発端はミス・フィンランドの女性が“つり目”ポーズを取ったこと。写真がSNSに出回り炎上した結果、「ミス」の称号は剥奪されました。今回のコメントを見ると、騒動が無事に収まるかどうかは依然として不透明です。
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