清澄白河駅は“ブルーボトル”だけじゃない! 庭園やアートやカフェ…休日に行きたい「3ルート」
江東区の清澄白河はカフェ・アートが有名で、それ以外にも「歴史」「庭園」といったさまざまな楽しみ方のできる街です。当記事では3ルートの清澄白河散策を紹介します!
コース1:江戸時代~明治の歴史が香る清澄庭園周辺
清澄白河駅は東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が地下で交差。半蔵門線を使えば23区内の一大商業地・渋谷駅や、外国人に人気の東京スカイツリーがある押上駅にも簡単アクセスでき、大江戸線でも両国や月島に行きやすいなど、電車の利便が良い街でもあります。
大江戸線の駅を出て少し歩いた場所。右の緑は清澄庭園のものです
清澄白河駅から地上に出ると、低層の建物が並んでおり、駅前からも清澄庭園の緑が見えてのんびりした雰囲気。ここからまずは、隅田川に近い西側エリアを散策していきます。
平日ながら園内の観光客はそれなりに多い印象
清澄白河の中心部といえるエリアが、
元は江戸時代の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡であった「清澄庭園」。台東区の旧岩崎邸などで知られる明治時代の実業家・岩崎弥太郎の計画により、泉水・築山・枯山水を取り入れた庭園として完成しました。
遠景に小さく見えるビルがなければ地方の景勝地と錯覚しそう
大きな池を中心にした回遊式の園内は、都心部の騒がしさから隔てられたかのような閑静さ。春には花見、秋には紅葉を楽しめます。
特に警戒せず眼の前に飛んできたのでビックリ
この池は人間だけでなく、カモやサギなど野鳥にとっても憩いの場。庭園を訪れた時は多くのカルガモが水面でゆらめきながら休息し、シラサギが池のほとりで虫を獲っていました。
涼亭(写真右)を囲むように水面をたゆたうカルガモ達
園内の「大正記念館」や「涼亭」といった和風建築は、事前申込(有料)で集会や行事にも利用可能。フォーマルな用事のほか、入園料も最大150円と安いので、ちょっとした休憩や気分転換でも入りやすい場所です。
庭園周辺のカフェや図書館などにも注目
清澄庭園近くにあるカフェは古い1軒家をリノベしたもの
清澄庭園近辺には「
PARK STAND TOKYO 清澄白河」や「
TOKAKU Coffee+」など、モダンで爽やかなカフェが多数。エリア全体で十数件ほどのお店があり、あちこちのカフェを周るだけでも1日を過ごせそうです。
独特の趣きあるコンクリートの長屋が200m以上も連なっています
カフェ以外にも飲食店やショップが庭園周りに多く、とりわけ清澄通り沿いには複数が数珠のように連なっています。ここの建物は
関東大震災後の復興事業のため、1928年(昭和3年)に建てられた旧東京市営店舗向け住宅 (きゅうとうきょうしえいてんぽむけじゅうたく)。鉄筋コンクリート造りで住居用・商用を兼ねた長屋であり、その多くが現代風にリノベーションされて今なお現役です。
旧東京市営店舗向住宅の真ん中にあるカフェ
注目のお店も複数あり、例えばカフェ「
ハタメキ」はナチュラルテイストの内装とお料理やスイーツ、アート系のインテリアと物販が魅力。
小さい「Ramen」の文字が無ければラーメン屋とは分からなさそう
「
Ramen tunaholic tokyo」はその名の通りツナ(マグロ)を使ったラーメンが美味しいお店です。
こちらは庭園側と比べてかなり物静かな雰囲気
また、庭園隣の「
清澄公園」は1977年(昭和52年)に庭園の西側が無料開放されたもので、広大なスペースが運動やレクリエーションに最適な場所です。
図書館2階には電源あり・予約不要のPC用机もあります
もうひとつ、見逃せないのが庭園に隣接する「
江東区立深川図書館」。明治時代末期に東京市立図書館として設立し、現在の建物は1993年(平成5)年に開館した3代目となっています。明治期の洋風建築デザインを外観や内装に引き継ぎ、ステンドグラスで飾られた階段部分の吹き抜けは一見の価値ありです。
おいしいコーヒーはおいしいスイーツを伴うもの
清澄白河駅の西側エリアは、このように庭園・公園の環境が良いだけでなくカフェも充実。深川図書館で好みの書籍を借りて、おしゃれなカフェや清澄庭園の中でじっくり読みふけったり、穏やかな休日を満喫できそうです。