6年ぶりの紅白出場! 20周年&OG大集合で注目集める「AKB48」栄光の歴史を再検証

20周年を迎え、6年ぶり13回目の『NHK紅白歌合戦』への出場が決定するなど、注目を集めている女性アイドルグループ「AKB48」。この記事ではAKB48の歴史を振り返り、その人気を再検証します。(サムネイル画像出典:AKB48公式Instagram)

一大イベント「AKB48選抜総選挙」でCD爆売れ! 中でも有名なのは?

AKB48の歴史の中でもっとも重要なイベントになった「AKB48選抜総選挙」。ご存じの人も多いと思いますが、運営ではなくファン投票でシングル表題曲を歌うセンター・メンバーを決めるという一大イベントです。投票には、ファンクラブなどに入会するかシングルに封入される投票券を入手する必要があり、CDも爆売れするとんでもないイベントになりました。
 
この総選挙で有名なのが、絶対的センターだった前田さんとライバルである大島さんの激闘です。2009年開催の第1回総選挙で勝利した前田さんは、第2回総選挙で大島さんに敗北します。結果、大島さんがセンターを務めた『ヘビーローテーション』が発売されメガヒットを記録。同じグループのアイドル同士が票数で争う構成はこれまでにないもので、総選挙は回を重ねるごとに人気を高めます。 筆者は、総選挙を間近で取材していたのですが、残酷だけれど面白いイベントだと感じていました。ファンは結果に一喜一憂し、ほとんどのメンバーは順位を上げるために知恵を絞り四苦八苦します。

舞台裏では非常に人間くさいドラマが起き、AKB48が普通のアイドルグループではないことを世間に知らしめました。このイベントは日産スタジアムなどの大会場でも行われ、フジテレビ系でテレビ中継も実施。後に指原さんがスーパースターになるきっかけを作るなど、長く恒例行事としてグループの人気を支えました。

現在でも歌い継がれる名曲を多く発表してきたAKB48

総選挙で大きく注目されたAKB48ですが、ヒット曲の数々も大ブレークのきっかけとなりました。劇場やコンサートで使用される楽曲も含めると膨大な作品がありますが、中でも男女問わず人気を集めたのが17枚目シングル『ヘビーローテーション』です。カラオケの定番になった楽曲で、女性人気を獲得するきっかけにもなりました。
さらに、代表曲として現在も歌い継がれるのが、32枚目シングル『恋するフォーチュンクッキー』です。「AKB48 32ndシングル 選抜総選挙」の1~16位までのメンバーで歌唱され、指原さんがセンターを担当。パパイヤ鈴木さんのキャッチーな振り付けも話題となり、ディスコ・ソウルを基調としたサウンドは、アイドルファン以外にもウケて大ヒットを記録しました。
この頃には、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌に『365日の紙飛行機』が採用され、2009年から2019年まで11年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、人気が絶頂期を迎えます。
 
また、東日本大震災の被災地支援を行った「『誰かのために』プロジェクト」は、多くの人に勇気を与えました。まさに、AKB48は国民的な人気を獲得し、さまざまな場面で影響力を与えるグループへと成長したのです。
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新たな局面に突入したAKB48、今後はどうなる?
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