横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!
この記事では、2025年11月1日から3日にかけて「LaLaport YOKOHAMA 酒フェス 2025(以下、酒フェス)」が開催される横浜市都筑区の難読地名「池辺町」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?
「LaLaport YOKOHAMA 酒フェス 2025」について
酒フェスは横浜市都筑区にある「ららぽーと横浜」に全国各地から酒蔵が集まり、試飲しながら日本酒を購入できるイベント。2024年に初めて開催され、2025年で2回目です。
世界的な評価も高い地元・神奈川県の「瀬戸酒造店」や、創業442年の歴史を誇り加賀藩御用達であった石川県の「やちや酒造」など、国内外で数々の受賞歴を誇る酒蔵が新たに加わり、総勢21蔵の個性豊かな日本酒が1階サウスコートに勢ぞろいします。
試飲チケットは三井ショッピングパークポイント会員に2枚配られるほか、館内で買い物したレシートを提示すると、1000円(税込、合算可、最大3000円)ごとに1枚配布されます。さらに、抽選会では酒蔵見学ツアーや日本酒関連グッズが当たるチャンスも。
酒フェス会場の「ららぽーと横浜」は横浜市都筑区池辺町にありますが、「池辺町」は何と読むでしょう?
都筑区の難読地名「池辺町」の読み方は?
池辺町は「いこのべちょう」と読みます。
同町にある宗忠寺の前に赤池と呼ばれた大きな池があり、その周辺に村があったので、「池辺」と呼ばれるようになったそうです。伊子野辺、池野辺とも書かれたとのこと。
古くは都筑郡池ノ辺村といい、1889年(明治22年)の市町村制施行の際、周辺の村と合併して都田(つだ)村大字池ノ辺となりました。
その後、1935年(昭和10年)に川和町大字池ノ辺と改称。1939年(昭和14年)の横浜市編入の際、池辺町が新設されました。1969年(昭和44年)、港北区の分区に伴い緑区に編入。1994年(平成6年)の行政区再編成に伴い緑区から都筑区に。
ただ、「いけべちょう」が通称となっているようで、バス停は「ikebe」と読み仮名が記載されていました。
池辺町がある都筑区は、横浜18区で「老後を過ごしたいと思う区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第2位となっています。
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いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。
参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」池辺町
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。



