【界隈激震】男性ブランコが2回戦敗退!? 『M-1グランプリ2025』で躍進するコンビは誰なのか

漫才日本一を決める賞レース、今やお笑いファンだけでない国民的イベントともいえる盛り上がりを見せるM-1グランプリ。今年は予選からまさかの敗退が連発……。「年末だけじゃもったいない! M-1予選ニュース」をご紹介します。

漫才日本一を決める賞レース『M-1グランプリ』。今やお笑いファンだけでない、“国民的イベント”ともいえる盛り上がりを見せています。

年々その注目度は高まっていますが、2025年は予選から人気芸人がまさかの敗退! M-1界隈に激震が走っていることはご存じでしょうか?

そのほかも含めた「年末だけじゃもったいない! M-1予選ニュース」をご紹介します。

男性ブランコまで……! 強豪がまさかの続々敗退

今年のエントリー総数は、過去最多を更新する1万1521組。少ない枠を争う激戦で、強豪が続々と姿を消す群雄割拠の様相を呈しています。

特に注目を集めたのは、2022年大会で決勝4位だった「男性ブランコ」。シード権によって初戦となった2回戦で、まさかの敗退という結果に……!

2023年は準々決勝、2024年は準決勝と徐々に順位を上げていただけに、その結果はファンのみならずM-1界隈を驚かせました。
知名度や実績があってもネタ次第で落とされてしまうのがM-1とはいっても、まさか2回戦からそれが起きてしまうとは! SNSでも通過者発表のたびに見守るファンが戦々恐々としています。

追加合格の可能性もあるとはいえ、予選からこんなにヒリつくM-1は初めてかもしれません……!

通過率71%! ダウ90000のユニット5組が3回戦へ

一方で躍進を見せているのが、8人組コントユニットの「ダウ90000」。主催の蓮見翔さんがメンバーそれぞれとコンビを組む、計7つのユニットでエントリー。なんと、そのうち5つが3回戦進出を果たしました!
7分の5なので、通過率は驚異の71%。元々M-1は正式コンビだけでなく、結成前のお試しやピン同士の即席など多くのユニットが参加する大会ですが、強豪が敗れていく今年の2回戦でこの結果とは……! 本当に末恐ろしいですね。

この勢いで、2020年の「おいでやすこが」以来となる「ユニットファイナリスト」誕生なるか。今後も目が離せません!

未来のスターがいるかも? 「1回戦・1位通過ネタまとめ」公開

1回戦の各会場で1位通過した漫才師のネタをまとめた「1回戦・1位通過ネタまとめ」が、前後半に分かれて今年も配信されました!
前述したダウ90000内ユニットの「4000」や、解散を経て再結成した「パンプキンポテトフライ」、2022年ファイナリストの元ダイヤモンド小野さんが元コマンダンテ石井さんと結成した「CITY」など、人気芸人たちの貫禄の1位抜けを見ることができます。

そして何より、前年の準々決勝以上がシード権で2回戦からになるので、1回戦はノーシード組による「まだ見ぬ原石たちの戦い」です。ここから優勝した歴代王者もいるので、未来のスターが見つかるかも?

さらにいえば、東京と大阪の空気感の違いや地方会場のご当地芸人の強さなども味わえて、まるで日本全国の会場を回っているかのような「バーチャルM-1旅行気分」も楽しめます!

現在は3回戦が各地で進行中。ぜひ会場で、あるいはお家で、M-1を予選から楽しんでみてはいかがでしょうか。
石川 カズキ
この記事の執筆者: 石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式チャンネル「コントするイシカワくん」シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。 ...続きを読む
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