横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!
この記事では、2025年10月19日に「瀬谷フェスティバル2025」が開催される横浜市瀬谷区の難読地名「三ツ境」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?
「瀬谷フェスティバル」について
横浜市瀬谷区では毎年10月に「瀬谷フェスティバル」を開催しています。2025年は二ツ橋公園・瀬谷区役所、瀬谷土木事務所、阿久和向原第二公園が会場です。
会場の1つ、二ツ橋公園・瀬谷区役所の最寄り駅は、相鉄線の三ツ境駅です。
「三ツ境駅」の「三ツ境」は何と読むでしょう?
瀬谷区の難読地名「三ツ境」の読み方は?
「三ツ境」は「みつきょう」と読みます。
三ツ境は、1962年の町界町名地番整理事業の施行にともない、阿久和町の一部から新設された町です。相鉄線の三ツ境駅は1926年にすでに開業していました。
『新編武蔵風土記稿』の「二俣川村」に「密經(みつきょう)新田小名三經(みつきょう)東北の方なり」の記録があります。
「三ツ境」のいわれについては、二俣川村、都岡村川井分、中川村阿久和分の3村の境を意味するとか、三ツ境の「境」は「橋」であるとか、旭区東希望が丘の三経山長楽寺に関係した仏教の「密教」にちなむなど諸説があります。
三ツ境がある瀬谷区は、横浜18区で「下町のイメージがある区」ランキング(All About ニュース編集部が実施)で第10位となっています。
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いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。
参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」三ツ境
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。



