注意点3:4DX史上最強レベルの揺れに「覚悟」が必要?
本作の最大の注意点は、終盤の縦横無尽なアクションでの座席の揺れが激しすぎること。人によっては気分が悪くなる可能性もあるので、乗り物酔いをしやすい人にはおすすめしづらい領域に達しているかもしれません。少なくとも、食後すぐのタイミングや、体調が優れない時には避けたほうがベターでしょう。誇張抜きに4DX史上最強レベルの演出の凄まじさであり、(どちらかといえばいい意味で)「疲れる」ことも覚悟して見たほうがいいのかもしれません。
注意点4:荷物はちゃんと預けるべき
また、実際に本作の4DXを体験した複数の人から寄せられている注意事項として、「荷物はちゃんと預けたほうがいい」という点があります。4DXではリュックなどの持ち物は、基本的にスクリーンの外のロッカーに預けることが推奨されているのです。なぜなら、座席の揺れが強すぎて「膝に置いていたりした荷物が吹っ飛ぶ」可能性があるから。大切なものがある人ほど、ちゃんと預けておいたほうがいいでしょう。
なお、ロッカーはおおむね100円硬貨を入れる(100円が返却される)タイプなので、事前に100円硬貨が財布にあるかどうかもチェックをしておきましょう。
注意点5:「ここまでにポップコーンを食べきったほうがいい」タイミングも
さらに複数寄せられている注意事項は、「花火のシーンまでにポップコーンを食べきって」ということ。詳しくは後述しますが、確かにそれ以降にアクションおよび4DXの演出が「これでもか」と展開しまくるため、「ポップコーンを食べるどころじゃない」「ポップコーンが飛び散る」ことが予想されます。飲み物も、その花火のシーンまでに半分以上は飲んでいたほうがいいのではないでしょうか。
また、前半はアクションシーンが少なめで、そこは物足りないように思えるところですが、実際は前半でも要所要所でしっかり4DXは「仕事」をしてくれています。前半の絶妙な場面での演出も楽しみにしてほしいです。 さて、ここからは具体的な4DXの演出を記していきましょう。結末などには触れていませんが、物語上での重大なサプライズを記していますので、本編を未見の人はご注意を。4DXの演出そのものに驚きたい人は、読む前に実際に体験することをおすすめします。
※以下、『チェンソーマン レゼ篇』の衝撃的な展開および、一部の4DXの演出に触れています。



