当事者6人にインタビュー
今回、現地では当事者である友人らにも出会えた。同性の恋人と共にTRP 2024にやってきた、たけ氏。今日初めて出会った人も含め、6人でイベントを楽しんでいる。たけ氏は「20代のときから何回か、ちょいちょい来ることはありました」と話し、昔と比べると「規模感がもう全然違う。すごくなってる。ブースの数もすごいし」と驚きの様子だった。また、「皆さんの理解もあって、当事者も来やすくなった」とのこと。やはり、20日のトークショーでSHELLY氏が言っていたように、アライ(LGBTQを理解し支援する人)が自分事として動くことで、結果的に当事者も生きやすくなるのかもしれない。「毎回、飲食も楽しんでブースも楽しんでいます」と言うものの、今回に関しては「とにかく人もブースの数もすごくて、『ちょっと疲れちゃったね』って言うくらいの規模感になっていて、本当にお祭りみたい」と、人混みで疲れるほどの規模感になったことを伝えてくれた。最後は、「そのすごさを目に見えて実感する時間になったなと思って。こうやって彼女と来れたり、友達と来れたり、すごくいい時間になりました」と、充実した表情を見せてくれた。
「皆さんハッピーモードで幸せいっぱい」
今まで何度もTRPに来ているたけ氏の恋人は、「多分、最初に参加したきっかけは友達に誘われたからかもしれないです。パレート歩こうって」と、パレードも歩いたことがあると教えてくれた。今回については、「規模めっちゃ大きくなって、人や会社がいっぱいいましたね」と言い、「来年もまたゆっくり見たいな」とのこと。さらに友人らは、「楽しかった。久しぶりに来たら、企業の方が増えた。規模が大きくなったのはよかったな、と」「初めて来たんですけど、パレードとか見れてよかったです」「楽しかったです。皆さんハッピーモードで幸せいっぱいあふれる空間でした」と、口をそろえて「楽しかった」と言い、またある人は「結構考えさせられたなと思って。パレードのフロートとか、歩いている人とか、掲げているメッセージとか、自分になじみがあるものもあれば、ないものもあって、それを見て、結構ジーンときました」と感動した様子で語ってくれた。