高知のブランド鶏「四万十鶏」が全国から購入できるように
「四万十鶏」が育てられているのは、豊かな自然に囲まれた高知県の中土佐町。温度管理を徹底した農場で、清流・四万十川からつくられる、きれいな地下水を飲んでいます。
餌はトウモロコシベースの高栄養飼料に加え、ヨモギや海藻、木酢精製液などを独自にブレンド。この餌が一般的な鶏肉との味の違いを生み出すそう。臭みは少なく、身はプリッとしていて、鶏のうま味を感じられるような肉質になるよう配合されているといいます。
その後、機械ではなく「鶏マイスター」と呼ばれる職人の手で丁寧にさばき、約8時間熟成してうま味を閉じ込めてから小分けにして冷凍。2021年にはオンラインショップがオープンし、全国に配送されています。
「四万十鶏」の主力商品ラインアップ! 少し白っぽいのはなぜ?
こちらが四万十鶏の主力商品。もも肉、むね肉と、むね肉の加工品「チキンスティック」。さらに2023年4月から発売されたばかりの「ボーンブロススープ」の4種類で、全て冷凍の状態で届きます。もも肉とむね肉は、いつも購入する鶏肉より少し白っぽい印象。ですがこの薄い色にも理由がありました。
鶏の鮮度を守るため、マイナス30℃の液体アルコールで急速冷凍する最新の技術「凍眠凍結」を採用。お肉全体が素早く、かつ満遍なく凍るので、見た目が白くなるそう。
冷蔵庫に移してひと晩解凍すると、お肉の鮮やかな赤身が戻ってきました。一般的にお肉を解凍すると、うま味や栄養成分を含んだ”ドリップ”と呼ばれる液体が出てくるのですが、真空パック内はほとんどドリップなし。うま味がしっかり閉じ込められている証拠ですね。冷凍のままなら賞味期限は製造日から約1年と長持ちです。
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