小田急線屈指のターミナル「相模大野駅」は“モール天国”だった! 駅直結ショッピングと文化施設が集結する街
小田急小田原線と江ノ島線が乗り入れる神奈川県相模原市・相模大野駅は、神奈川県内でも有力な街の1つ。実際の街の雰囲気はどういったものか、実際に行って確かめてきました。
商店街は「名前」に注目
他の商店街ではあまり見ないタイプのアーケード
ペデストリアンデッキを降り、ロータリーから伸びる商店街「
コリドー街」は1990年の完成。道路が石畳で舗装され、アーケードと庇が続いているなど、洋風で華やかな雰囲気です。
コリドー街での食べ歩きなどにも使えそう
コリドー街には石造りのベンチがあり、時間によっては両脇の商業ビルが日陰を作ってくれるので、休憩スペースにもちょうどよい作りです。
こちらはかなり地味な印象
コリドー通り以外にも個性的な名前がついており、ロータリーから相模大野ジョイモアーズの脇を通る形で伸びる「パークサイド通り」は、進んだ先に「相模大野中央公園」があることに由来しています。
写真左に見えているのがbonoのデッキ部分
反対側のbono相模大野そばを通る「キャンパス通り」は、進んだ先が「相模女子大学」の敷地。このように、駅西側の商店街や通りの名前は、街全体のつくりを色濃く反映しています。
「伊勢丹」跡地はタワマンへ再生途中
エスカレーターもあって昇り降りは楽ちん
コリドー通りをまっすぐ進んだ先は、「季節の橋」という別のデッキになっています。通常であれば橋を渡ってさらにまっすぐ進めるのですが……?
通行止め部分の隣に、道路の反対側へ降りる階段があります
この時は橋上が工事中になっており、通行止め。この奥へ行くには左右どちらかに回り込むしかないようです。
首都圏での再開発のアイコンとなった感のあるタワマン
工事をしていたのは、季節の橋に連結するタワーマンション「
プラウドタワー相模大野クロス」。かつての
「伊勢丹相模原店」(2019年9月閉店)の跡地で建設が進められています。
このイメージ図のようなにぎわいのある街になると良いですね
伊勢丹の閉店後はコリドー通りも客入りが失速気味だったとのことですが、この跡地には2025年中に新しい複合施設ができるとのこと。相模大野の街並みは、今も新陳代謝を続けています。